他人を信じず自分を信じる事に専念するのがリスク管理の本質

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介護にはチームワークやチームケアが重要だ。
これは間違い無いのだが、最終的には自己責任である為
何かリスクが起こればリスクマネジメントの観点から
事故報告書やインシデント、ひやりはっとという報告書を書かなければならない。
リスクマネジメント報告の目的はあくまで
危険を管理し『再発防止』『危険の軽減』『危険の共有』だが、
介護業界のリスクマネジメントは危険の対象が人間(利用者)となるので
言い知れぬ独特の哀愁を醸し出す事が多い。
本来あるべき目的を忘れて
いつの間にかリスク報告というものが
・リスクを犯してしまった職員の吊し上げ
・リスク報告という名の反省文

となり苦痛とストレスそのものとなる事が少なくない。
私の経験から言えば、単純ミスも含め最終的には自己責任である。
最後に手を下してしまった人間がババを引くのである。
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チームケアの名の下に他職員からの情報や引継ぎを真に受けて
頭を働かせず介護にあたってはイケナイのだ。
チームケア、チームワークがダメだと言っているわけではない。
最初に申し上げた通り、重要な事だが
常に自分の思考回路を止めてはイケナイのだ。
私が派遣社員で介護をしていた時に
他職員から
『この薬、利用者に飲ませといて』
と言われて受け取った。
元々、3包の薬袋があった利用者なので
何も考えず言われた事を真に受けて
まとめて薬袋を破り服薬介助した。
しかし後から気づいた事なのだが、実際服薬した薬は4包で
水分で他利用者の薬が1包くっついていたのだ。
私は他職員の言われたまま、思考回路を停止させたまま
服薬介助を行い誤薬・服薬ミスをしてしまったのだ。
私が確認を怠り、他職員を信じてしまったが故に起こった事故である。
利用者、家族、上司、施設長に謝罪を行い事故報告を書く事になった。
その事があってから私は介護にあたる時は
他人を信じないようにしようと誓った。
全て自己責任、自己管理、確認確認徹底的に!
それからは、私はミスをする事は殆ど無くなった。
リスク管理の本質は
他人を信じず自分を信じる事に専念することにあると
今でも信じてやまない。


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