第19回(28年度)ケアマネ実務研修の内容(ネタバレ)

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私は第19回(2016(平成28)年)の介護支援専門員試験を受験し
初受験で合格することができました。

現在、ケアマネになる為の実務研修を受講中なわけですが、
去年まで44時間だった研修が今年から87時間になり
プログラムが倍に増えています。

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実務研修のプログラム

【研修課目】

介護保険制度の理念・現状及びケアマネジメント 3時間
ケアマネジメントに係る法令等の理解 2時間
地域包括ケアシステム及び社会資源 3時間
ケアマネジメントに必要な医療との連携及び多職種協働の意義 3時間
人格の尊重及び権利擁護並びに介護支援専門員の倫理 2時間
ケアマネジメントのプロセス 2時間
実習オリエンテーション 1時間
自立支援のためのケアマネジメントの基本 6時間
相談援助の専門職としての基本姿勢及び相談援助技術の基礎 4時間
利用者、多くの種類の専門職等への説明及び合意 2時間
介護支援専門員に求められるマネジメント(チームマネジメント) 2時間
ケアマネジメントに必要な基礎知識及び技術
受付及び相談並びに契約 1時間
アセスメント及びニーズの把握の方法 6時間
居宅サービス計画等の作成 4時間
サービス担当者会議の意義及び進め方 4時間
モニタリング及び評価 4時間
実習振り返り 3時間
ケアマネジメントの展開
基礎理解 3時間
脳血管疾患に関する事例 5時間
認知症に関する事例 5時間
筋骨格系疾患と廃用症候群に関する事例 5時間
内臓の機能不全(糖尿病、高血圧、脂質異常症、心疾患、呼吸器疾患、腎臓病、肝臓病等)に関する事例 5時間
看取りに関する事例 5時間
アセスメント、居宅サービス計画等作成の総合演習 5時間
研修全体を振り返っての意見交換、講評及びネットワーク作り 2時間
ケアマネジメントの基礎技術に関する実習

合計 87時間

引用元:厚生労働省 介護支援専門員実務研修ガイドライン

事前学習(予習)が前提のものもある

増えたプログラムの中には、
事前にテキストの該当ページを読み込んで頭に叩き込んでから受講して下さい
研修はその前提で行うので読んでこないと非常に苦痛を伴うチンプンカンプンなものになりますよ
脅されるものがあります。

その読み込んでくる期間が1週間や10日くらいの猶予があればいいのだが、
24時間も時間を与えられません。

16時30分に研修が終わり、翌日の該当ページ約20頁を
翌日9時30分の研修開始までに読み込んで来いというのです。

猶予は17時間ほどしかありません。

当然、移動する時間もあれば、ごはんを食べる時間もあるし
睡眠を取る時間もあるので実質17時間も無いのですが
ケアマネ実務者研修は狂ったように進んでいきます。

都合や用事や仕事の関係で読み込めない人もいるし、
読み込んできたとしても
付け焼刃で帳尻合わせにしかならないので
実習が身についた実感も湧かないのも事実です。

グループワークの具体例

実習開始とともに下記のワークをさせられ、
その後、発表させられたりします。

丸山正男さん(仮名)は、長男の妻の介護を拒否することが多いようです。(通所介護ではサービス拒否がないようです。)
パーソン・センタード・ケアの五つのアプローチ(脳神経疾患、身体状況・感覚、生活歴、性格・気質、心理社会関係)とその相互作用の考え方を参考にして、丸山正男さんが長男の妻の介護を拒否する要因を考えてみましょう。

【個人ワーク】(10分)
【グループワーク】(20分)
【まとめ】(発表)

上記のようなワーク、発表を延々と3つも4つもさせられます。

知恵熱が出そうになります。

もうこんな所で身を焦がしながら頭から湯気を出すよりも
早く現場で考え、悩み、実践で経験を積み
リアルな利用者を相手に本当に身につく社会貢献を始めた方が自分にも社会にとっても良いのではないか、とさえ思ってきてしまいます。

だって、去年までのケアマネ合格者は
こんなワークや研修をしなくても
現に現場に出てバリバリと働いているのですから。

何故、今年から…。

やることは尽きない

更に研修が1日終わるごとに『研修記録シート』なるもので

【自己評価】や【身についたこと】【それを実践にどう活かすか】
【更に学ぶ必要があると感じること】【その他この項目で感じたこと】

を項目ごとに全て記録・記入させられそのコピーの提出をしなければなりません。

どうしても頭の中でケアマネという資格の『業務の将来性、今後得られる対価』をこの実務者研修の『膨大さ、煩雑さ、煩わしさ』と天秤にかけてしまうと絶望感さえ感じてしまいます。

こんな文句や不満を抱えているのは私だけでしょうか。
もう解放して欲しいのです。