耳の遠い利用者に大声で話し掛けるのはナンセンス

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よく介護施設で見かける光景ですが、
耳の遠い利用者の耳元で大きな声で話しかけている職員がいます。
一度では聞き取れず、何回も何回も同じことを
徐々に声のトーンをアップさせながら
最後には「だからぁ・・・」なんて台詞も。
知らない人や傍から見れば
利用者に大声で『威嚇・恫喝・命令している』
なんて誤解され兼ねない行為です。
でも伝えたい事をその利用者にわかってもらう、理解してもらうには
これしかない・・・と思い込んではいませんか?
『耳元で大声で伝える』という
他者から誤解を受けかねないナンセンスな方法より
もっと良い方法があります。
①筆談をする。
文字で会話をします。
こちらは文字を書いて、利用者は言葉で返答してくれれば
それで会話が成立しますね。
でも常に紙とペンを持ち歩いているわけではないですし
不意に何かを伝えたい時や頻繁に何かを伝えたい時は
筆談は少し大変になってきます。
もっと効果的だと思うオススメは
②口パクです。
これは道具も要りませんし即座に出来ます。
そして声さえ出さずに相手に伝えることが出来る優れものです。
コツは相手の目を見て相手の視線が自分の口に向いている時に
口を大きくゆっくりと動かし言葉を発します。
いや、厳密には言葉は発しませんが(笑)
例えば『ご・は・ん』と
口を大きくゆっくり動かし口パクします。
すると利用者は「ご飯か?じゃあ行くわ」と返答してくれます。
もちろん、その人の認知能力等々の状態にもよりますが、
私が多用するテクニックです。
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もうひとつ付け加えるなら、
これにジェスチャーをつけると完璧です。
「ごはん」ならお箸でご飯を食べるジェスチャーをします。
この方法なら大きな声を出すこともなく
他者に誤解を与えることもなく
耳の遠い利用者に伝えたいことを伝えることが出来ます。
え?そんなこともう知ってるって?
それは失礼しました。
でももし知らない人がいらっしゃったら
是非、試してみて下さい^^


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