大人のADHD 15のチェックリスト

Pocket

ictus-cerebeloso-667x520.jpg

◇病態が極めて多様なADHD
テレビなどで大人のADHDは、
「家の中がゴミ屋敷のようになっている」
「書類や資料などがタワー状に積みあがった仕事机のわずかな隙間(すきま)で仕事をしている」、
など、いわゆる「片付けられない症候群」がその症状の代名詞のように紹介されることがあります。
これは間違いではありません。
しかし、ADHDにみられる症状は実に多様で、このように特定の症状のみに絡めてADHDを語ることは、逆にこの病気に対する誤解を助長する危険性もはらんでいます。
私のこれまでの診療経験からADHDの患者さんにありがちな日常生活での症状を箇条書きで挙げてみたいと思います。
(1)重要なことを後回しにしてしまう。
(2)計画したことが最後まで実行できない。
(3)単純なルーティンワークにどうしてもなじめない。
(4)夜に熟睡できない。
(5)コーヒーにうまく砂糖が入れられない。
(6)はさみがうまく使えない。
(7)新しい機械の使い方を教わってもうまく作動させられない。
(8)自動車の運転中にやたらとクラクションを鳴らす、頻繁に車体をこすってしまう。
(9)運転中に車間距離がつかめない。
(10)スリッパをうまく脱ぐことができない。
(11)電気をつけっぱなしにしがちである。
(12)鍵をかけ忘れる。
(13)メールを書こうとしても文章がまとまらず何度も読み返す、送信相手を間違える。
(14)ネガティブシンキング(悲観的)になりがちである。
(15)自分を抑えることができない。
これらのうち複数が当てはまる場合は、ADHDを疑って専門医を受診してみても良いと思います。
私の診療経験から思いつく典型的な症状だけでもこれだけ挙げることができるのですが、実際のADHDの患者さんで見られる症状はさらに多様です。
引用元:毎日新聞6/4(日) 10:00配信

(スポンサーリンク)

私が子供の頃はADHD(注意欠如多動性症候群)という言葉はありませんでした。
『無かった』と言えば語弊があるかもしれませんが、
『あまり聞きませんでした』とか
『聞いたことがありませんでした』とか
『大人になって初めて聞きました』というのが
正確な言い方でしょう。
ですから、ADHDの症状や発達障害という知識もなく
ただ『変な子だなぁ』
『騒がしい子だなぁ』
『迷惑な子だなぁ』
という認識をしていました。
そういった子供が
適切に医師の診断を受けずに大人になると
隠れた『大人のADHD』
として存在することになります。
ADHDのチェックリストや症状・特徴をみてみると
一見、認知症の『周辺症状』や『中核症状』に類似しています。
成人のADHD者は認知症を発症し易いという研究結果もあるようです。
・成人期のADHDは、約2.5%の人にあると言われています。
・大人になってもADHDの特徴が残る方は50~80%といわれています。
もし自分が上記のチェックリストに当てはまっていたら
「検査をしてみようかなぁ」
と思うかもしれませんが、
自分の周りの人や同僚や友人の場合、
「ADHDの検査をしてみたら?」
とはなかなか言いにくですよね。
そういった発言によって
人間関係も崩しかねません。
理解は大切ですが、
まだまだ他人が関与しづらい分野です。
やはり本人に近い人間、
家族・家庭内で気づき
受診、検査へ導いていく必要があると思います。


介護職員ランキング