エネルギッシュな若い人材が欲しいけどまだ来ちゃイケナイ

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介護業界は万年人材不足だ。
だから人材が欲しい
仲間が欲しい
若い力が欲しい
出来ればエネルギッシュな20代が
どんどん介護の仕事をして欲しい。

もちろん『いぶし銀』な中年、壮年の人も来てもらって
どんどん介護業界を盛り立てていきたい。
そしてWin-Win(ウィン-ウィン)な関係で
夢と希望に満ちた業界でありたい。

そう願う一心なのだが、
手放しでそんな無責任な事を言えないのが現実だ。
介護業界は未だ暗黒の世界だ。
・給料が安い
・人間関係が甚だひどい
・夢も希望も将来性もない
・甚だブラックだ
・家族を養えない
・社会的地位が低い
数えれば無限にネガティブなものがつきまとう。
だから将来性のある若い世代の人たちに
安易に『介護の仕事をしようよ』
なんてどうしても言えない。
私ならこう言ってしまう。
29歳までなら公務員の受験資格があるから
一生懸命勉強して公務員試験を受けなさい。

アナタのことを本気で思うなら
絶対に介護職は勧めない。

申し訳ないがそれが本音だ。
実際問題、
介護職は40歳50歳になってからでも
正社員として雇ってもらえる。
だったら色々やってみて
どうにもこうにも上手くいかなくて
40歳50歳になっちゃった時に
介護職をやってみればいい。
現状でその程度の社会的地位だ。
自らの職業を自らの言葉で
蔑み陥れる必要はないのだけれど
実際、そういう職業だ。
福祉、介護の世界に夢と希望を持って
門戸を叩いた20代の若い人達には
ショッキングな記事かもしれないが
申し訳ないがこの『現実』以外の
答えを出せる人を私は知らない。
いたら教えて下さい。
紹介して下さい。
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但し、夢と希望は2つだけある。
1つ目は、
今後の介護業界の発展と
介護職員の社会的地位の向上を待望するというもの。
しかしこれは他力本願になってしまう。
国や行政の政策・指針で人生を左右されるのだ。
自分が頑張るとか頑張らないはあまり関係ない。
2つ目が、
資格を取得したり努力を重ね
爪に火を灯しながら貯金を貯め
介護事業所として独立開業するという選択だ。
これには相当な努力がいるし
経営手腕も問われるし
なにより資金が必要だ。
これも茨の道なのだが、
『夢と希望』という視点では有望である。
しかし上手くいかなければ
安定とは程遠い。
ひとつのギャンブルのようなものだ。
1つ目の選択であろうと
2つ目の選択であろうと
どちらにしても茨の道である。
だから私としては
『まだ来ちゃイケナイ』
としか言えない。

そんなこと言ってたら
これからもずっと
介護業界は人手不足が解消できないじゃないか
というお叱りを受けそうだが、
そんな事を言わなくたって既に人手不足じゃないですか。
何故、人手不足なのか、
万年、人材不足なのか、
若いエネルギッシュが集まらないのか、
入職してもすぐに辞めていくのか、
そういった根本的な原因を
もっと突き詰めて考えていく必要性を問いたいのです。

何故、公務員は難関だけれど大人気で
介護職は安易だけれど不人気なのか。
賢いお役人さんならわかりそうなものですが、
わかっちゃいるけどやめられない
という何らかの中毒性にも似た『利権としがらみ』
を抱えてらっしゃるのでしょうか?
「認定介護福祉士」とか
「認知症介護実践リーダー」とか
妙な方向に脱線していませんか?
『砂上の楼閣』という言葉がありますが、
土台がしっかりしていないのに
脱線ばかりしているように感じてしまいます。


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