利用者の大便を拭きながら外線電話を受けるショートステイ

Pocket

free-illustration-ojiisan-kurumaisu-irasutoya.jpg
私は現在、ショートステイで働いている。
ショートの利用者は居宅ケアマネがいるので
外部からの外線電話が多く掛かってくる。
一応、相談員という名のパートさんはいるけれど
パートさんなので土日だけでなく
平日でも家庭の都合等で公休を取られる。
それはそれでいいのだけれど、
そうなると現場の介護職がピッチを携帯し
介護をしながら外線電話を受けるわけだが、
いつもどうしてこんなにタイミングが悪いのか
と思うくらい利用者の介助中に掛かってくる。
(スポンサーリンク)

スポンサーリンク

◆「待ったなし!」の外線電話

事務所から転送で外線が回ってくるのだが、
「〇〇事業所の〇〇ケアマネからお電話です」
と言われ
利用者の大便(しかも下剤の反応便でベチャベチャ)
の処理をしている最中に電話を回されるタイミングが何回かあり、
「あ、ちょっと待ってください…」
と電話を回してきた事務職員に言うのだが
否応なしに繋がれる。
「〇〇事業所の〇〇ですが、〇〇さん(利用者)の利用の件なんですが7月の土日で空いている日はありませんか?」
などと聞かれ
右手で下拭きを持ち左耳と左肩に電話を挟み対応するのだが、
ベッド柵と利用者のオムツをはずしベチャベチャ便を拭きながらではどうしても返答できない。
寮母室に戻りパソコン等で空き室状況を確認すれば
すぐに返答出来るのだが
大便処理中の利用者をほったらかしには出来ない。
「折り返します」
と伝え電話を一旦切ればいいのだが、
可能ならばすぐに返答してあげたいと思い
ピッチの話し口を指で押さえ
居室扉を開けて
「誰かーいますかー?〇〇さーん」
と他の職員を呼んでみても
他の職員も別の利用者の介助中なので手が離せない。
結局は
「電話を折り返します」
と言うのだが、
そういう事が何回もあると
「私は一体何をしているんだろう」
という敗北感にも似た虚しさを感じる時がある。
私は何故、
・利用者の大便を拭きながら
・ピッチに大便がつかないように配慮しながら

外線電話を受けなければならないんだろう。
・職員の数が圧倒的に少ないからだ。
・介護職だからだ。
・ユニットリーダーだからだ。
・介護業界の現場とはそういうものだからだ。

アナタの電話先の介護職員は大便を拭きながら電話口で喋っているのかもしれない。


介護職員ランキング