介護現場の惨状を発信することに意味がある

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『介護の仕事をしている人は心優しい』
などというセリフを聞くことがあります。
もちろん心優しい人も多くいますが、
介護職が『向いている人』と『続けられる人』は別問題
の記事でも述べたように、
『優しい』人は介護の仕事を続けるのが困難な現状です。
【関連記事】
介護業界には性格が良くて優しい人間などいない

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◆介護現場の惨状とは

一生懸命、他者のために
自己犠牲を払う人は毎日、自分の骨身を削りどんどんすり減りやがて無くなってしまうのです。
自分の意見も言えず
心が折れ砕け散ってしまう人が多くいます。
そういう体質が
現在の介護業界なのです。

そんな中、
最近は自分の意見を言ったり
おかしい事をおかしいと言える人が増えてきました。
これは、ひとつの進歩と言えるでしょう。
正論を言っても
押さえつけられたり
一蹴されてしまう事も多々ありますが、
実はボディブローのように効いています。

◆日本の古き良き風習を逆手に取る介護業界

私は日本の風習や慣習や文化は
とても素晴らしいと思っています。
・言わない美徳
・わびさびの文化
・恥の文化

などと言われ世界的に見ても
マナーの良い国だと自負しています。
しかしながら
堪え難きを堪え、忍び難きを忍び
という正に昭和天皇の玉音放送を
盾に取ったような待遇を行い、
文化や美徳を逆手に取ったやり方で
いつまで介護業界は職員を騙せるでしょうか。
玉音放送には続きがあります。
もって万世のために太平を開かんと欲す
つまり
『未来永劫のために平和な世界を切り開こうと思う』
という意味です。
介護業界には続きがありません。
利用者のことを第一に考えるのはもちろん大切なことですが、
『木を見て森を見ず』
になってはいませんか?
業界全体が未来永劫、平和を保持し安定成長を続け、利用者も家族も職員も職員の家族も安心して暮らすことが出来る業界の在り方についてそろそろ本気で考えるべきではないでしょうか。
そのためには
我々から、末端から、現場から、もっともっと現状を発信していかないといけないと思っています。
『そんなことしても無意味だ』
『変わるはずがない』

と思われるかもしれませんが、
国や行政は本当に現場のことを知らないのだと思います。
話に聞く程度とか
統計や資料を見た結果というものに過ぎず
表面上のことしか知りません。
もっと奥底に眠る
暗黒のダークな部分が
介護業界得意の隠蔽によって
ひた隠しにされています。

そういったダークな部分が
最近の報道やリーク等によって
表面化してきたり
事故や事件が発生し
徐々に表面化してきています。
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◆発信することに意味がある

発信しなければ0(ゼロ)です。
0はいつまで経っても0ですが、
発信することで1でも0.1でも前進するのならそれは意味があると思います。
我慢することや
自己犠牲を払うことや
綺麗ごとを言うことが
優しさやマナーの良さではありません。
業界や現場をより良くするために
突き詰めて考えて
それを発信していくことが
ひいては利用者のためであり
現場のためであり
自分のためなのです。
その為には
理論武装
が必要不可欠です。
思いや気持ちだけでは伝わりません。
正しい知識と認識を持った上で言霊として発信していく必要があるでしょう。


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