『恩返し』よりも『恩送り』~恩は他の人に送るという考え方~

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今回は介護とは関係なく
私の過去の出来事と『恩送り』についてです。

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◆過去の出来事

私は大学入学とともに
他府県で一人暮らしを始めたのですが、
大学生なんてとにかく貧乏
毎日ごはんにふりかけを掛けたり
卵かけごはんを食べて食い繋いでいました。
ある日、夕食を食べていると
先輩が家に押しかけて来て
お前そんなメシ食ってるのかよ、メシ奢ってやるからついて来い
と言うので
ふりかけご飯を食べるのを途中でやめて
奢ってもらうことにしました。
その先輩は車も持っていて
後部座席に乗り込もうとする私に
いやいやいや・・・お坊ちゃんか!
とつっこみ、世間も教えてくれました。
(そうか、こういう場合は助手席に乗るのが普通なのか)
焼肉バイキングの店に連れて行ってもらい
肉という肉をお腹いっぱい堪能しました。
その後も何度もごはんを奢ってもらいました。
私はこの時、
自分のために無償でごはんを食べさせてくれる人は絶対的に信用して良し!
という理論を確信していました。
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◆恩返しよりも恩送り

そしてその後、
私もコンビニでバイトをするようになり、
少しはお金に余裕が出来るようになりました。
いつも先輩に奢ってもらっていたので、
感謝の気持ちを込めて
先輩にお返しがしたいと思い
いつも奢ってもらってありがとうございます!今日はボクに奢らせて下さい!
と先輩に言うと

ばーか、いらねぇよ。先輩が後輩に奢るのは当たり前の事。
だからお前もそのお金で後輩に奢ってやれ


と言われました。
・・・・・はい!
なるほど、目から鱗でした。
今考えると、それは『恩送り』の精神なのですね。
恩を受けた人へ恩を返すのが『恩返し』
『恩送り』とは
受けた恩を直接その人に返すのではなく、別の人に送る。
そしてまた恩を送られた人が別の人へ送る。

そうして『恩』が世の中をぐるぐる回ってゆくことで、
社会に正の連鎖、ループ、スパイラルが起きる。
そういう社会であればいいな。


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