意欲を無くす心無い言葉掛けと環境は今日も続く

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毎月、月初めに『全体会議』がある。
業務に差し障りのない範囲で
出勤している職員が出席するのだが、
夜勤明けの職員や公休の職員は
出席しなくてもいい
ことになっている。

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◆おかしなしきたり

会議終了後に施設長と事務員の前に
皆が列を作って並び
『給与明細』を受け取り
一礼して
『ありがとうございます!』
お礼を言うおかしなしきたりがある。
全体会議に出席できなかった職員は
後日、施設長がいる時に事務所へ行き
給与明細を受け取るシステムだ。
働いた対価なのだから
給料はもらって当然だし
雇い手と雇われ手の格差を
教え込み見せつけ
介護業界がまだまだ悪しき慣習を持ち続けている典型ともいえるシステムだ。
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◆スタッフから相談を受ける

ある日、
ユニットの女性スタッフが
ユニットに出勤してくるや
半泣きで私にこう聞いてきた。
全体会議って明けと休みは出席しなくていいんですよね?
私は、
「そうだよ、どうしたの?」
と聞くと
「今、施設長に給与明細を貰いに行ったら
アンタも正職なんだから全体会議にちゃんと出なさい
と小言を言われたとのこと。
まるで出席するのをサボっているかの言いようだ。
シフトは上の人間が作っているのだから、
会議の日に出勤になるか明けになるか休みになるかは
自分で決めているのではなく
上の人間がシフトを組んだ結果で決まる。
それでたまたま明けや公休になった場合、
会議に出席しなくていいわけだが、
それによって施設長から
『正職なんだから出席しなさい』
と小言を言われる時点で矛盾している。

言われた方は、
自分ではどうしようもない事で『小言やお叱り』を受けねばならず
憤りと行き場の無い悲しさが残ってしまうのだ。

◆結局は変わらない

私は
「気にしなくていいよ。介護課長に言っとくわ」
と言い、課長にちゃんとシステムや情報を
各セクションや施設長にも共有しておいて欲しいことを告げた。
まぁまぁまぁ…施設長やしな、しょうがないわ
という答えになっていない返答。
誰が職員をスタッフを守ってあげれるのか。
悩める人を慰め、沈んでいる人を力づけ、人を活かしていくのが言葉ではないのか。

そんな嫌味たらしい小言を言ったり、
スタッフを守ってあげられない環境でありながら
『職員が辞めていく』
『介護職が足りない』
などと嘆いているのだから
こちらから見るとちゃんちゃらおかしい。


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