理解と常識の無い家族の利用者は施設入所や利用をして貰わなくてもいいんですよ

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施設入所や短期入所をする利用者の対応だけでなく家族の対応もするのが業務となるわけですが、施設介護や短期入所生活介護について
理解や常識が全くない家族
が最近は増えています。

昔ならば
・預けられるだけで有難い
・家でどうしても見れない利用者を苦渋の選択で預ける

という思いの方が大きかったので施設での介護について苦情を言ったり文句を言ったりする事は殆ど無かったようですが、最近は

『お金を払っているのだから完璧な介護をして貰って当然』
という妙にシビアな権利者意識の強い家族が多く見受けられます。

介護業界自体の体質や状況は
さほど変化がないのに対して
家族の抱く期待度だけが妙に増してきているのが現状です。

介護士はプロなので『完璧な介護をして当然』という危険な考え方
の記事でも述べましたが、
過度な期待はお互いが不幸になります。

もちろん、明らかにおかしい介護や対応をされた場合は
苦情やクレームは当然の権利です。

しかし、
・些細な事で苦情
・完璧じゃないことで苦情

が発生するという状況が起こり
介護職は上司や経営者から過酷な労働を強いられた上に家族からも板挟みにされるという目も当てられない現実があります。

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◆どんな苦情(クレーム)があるのか?

・ショート利用後に自宅に帰った利用者のズボンのポケットにティッシュが沢山入っていた。
退所前にチェックはしていないのか?

→チェックはしていても知らぬ間に利用者本人がポケットに入れられることがあります。
退所前に一度はチェックはしますが、ショートは刑務所ではないので、最後の最後まで行動や身体や衣類のポケットの隅々まで調べ上げることは現実不可能です。

・ショート帰宅後に他人の物を持って帰ってきた。
退所前にチェックはしていないのか?

→ご家族様の利用者は認知症で、他人の物を勝手に持ち帰ってしまう症状があることをご存じでしょうか?
チェックはしていますが、ショートは刑務所では…(以下省略)

私がその利用者の家族だったら、まずは
「うちの母(父)が貴施設からこのような物を持ち帰ってしまいました。申し訳ございません。どのようにしてお返しさせて頂いたら宜しいでしょうか?」
と言います。

それが常識だと思うからです。

◆理解と常識がない家族さまへ

業界や事業所の方針ではなく、
私が感じる解決方法を申し上げます。

お互いが不幸になるので施設入所や介護サービスの利用をしなくてOKです。

介護職は利用者の対応だけでもヒーヒー言っています。

ご家族とも連携を取って
より良い人間関係構築の努力をしております。

その上で、
ご理解頂けないご家族や常識を持ち合わせていないご家族は利用をご遠慮頂きましたら幸いでございます。

他の施設を探されるなり、
ご家庭で介護をされるなり、
ご納得のいく方法で
大切な大切な利用者をケアすることをお勧め致します。

是非、ティッシュを持って帰らせない施設をお探し下さい。

これは介護職の心の叫びです。
宜しくご査収下さいませ。

コメント

  1. ももまん より:

    同感です‼️
    ちなみに
    ウチの施設の事務方(うえの人間)は
    そのような苦情は
    ほとんど
    介護職の不手際として
    現場に注意をします。
    自分達も
    協力するので良いようにしましょう
    という考えは
    事務方にはありません

  2. 山嵐 より:

    >ももまんさん
    おはようございます。
    コメントありがとうございます^^
    どこの施設でも同じような感じでしょうね。
    『チームケア』だとか『チームプレイ』などと大層な事を言う割には、介護職の負担だけが大きい現状です。

  3. Yuri より:

    毎日、1年365日来る家族さんがいます。
    クレーマーです。
    自分であらゆるルールを設定して介護士にそれを要求します。
    ベッドで頭の高さは30度で、足元には指定のクッションを入れろ、
    起床してテーブルに付いたら、エプロンとぬるめで少量のトロミ付きの茶と箱ティッシュを置いておけ、体調不良の時は起こさないでくれ…。
    そんなの必要な人にはちゃんとやってますから!
    起床時と夕方はこのベストを、昼間はこのベストを着せろとか、
    日によって気温も変わるのにそんな細かいルール辞めてほしい。
    今は、食事介助が必要なので家族さんがやっています。居室でやってくださることが多く、食事が終わったら食事を乗せて運んできたところに戻してくれます。
    先日、「全部、食べられましたか?」と普通に聞いたら、
    もの凄い怒り口調で、「見たらええやろ!」と吐き捨てるように言われました。
    思わず、「わかりました!!」と怒りモードで答えました。
    なんなんでしょう?この家族さん。
    その家族も利用者さんのことも大嫌いです。
    クレーマーとして有名で他で断られていて、うちに来たらしいです。

  4. 山嵐 より:

    >Yuriさん
    ごく稀にそういう家族がいますね。
    権利者意識が強すぎるのでしょう。
    家族も利用者も人間であり感情があるように、我々介護職員も同じ人間なのです。
    『職業として専門性を持ってプロとして』というならば、プロとしての環境と処遇と給料は準備して頂かないと困りますね。