【介護業界の闇】介護職員にありがちな愚痴は?

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介護職をやっていると
とてもとてもストレスが溜まります。
どの職業でもストレスは溜まるとは思いますが、
介護職にありがちな愚痴を列挙してみたいと思います。

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◆介護職員に多い愚痴

①モンスター家族の対応
②セクハラ・パワハラ(暴力)利用者の対応
③人材不足により職員一人当たりの業務負担が大きい
④夜勤は一人の職員で約20人の利用者の介護をする重労働
⑤綺麗ごとや自己犠牲ばかりを押し付けられる
⑥重労働に見合わない低水準の給料
⑦社会的地位が低いという偏見
⑧人間関係が劣悪
⑨昼休憩が取れない(サービス残業含む)
⑩有給休暇が取れない
もうこれは「愚痴」というレベルを超えて「深刻な人権問題」だと言えます。

◆改善に向けてどうすればいいのか

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こういった介護職員にありがちな問題を改善していくためには、どうすればいいのでしょうか。
①モンスター家族の対応について
理解と常識の無い家族の利用者は施設入所や利用をして貰わなくてもいいんですよ』の記事に詳しく書いていますが
「そんなに文句や苦情があるのなら介護サービスを利用してもらわなくてもいい」
というのが現場職員としての本音です。
しかし、事業所の方針や業界全体の風潮で未だ排除できないのが現状です。
業界全体で「現場職員を守る」という意識改革が必要だと思います。
②セクハラ・パワハラ(暴力)利用者の対応について
暴力を振るう利用者さえ容認するのが介護なのか
【介護業界の闇】利用者に「胸を触らせること」が神対応なのか
【ニュース】「介護職員3割が利用者やその家族からセクハラ経験」それでも改善しない介護業界の闇
などの記事に詳しく書いています。
これに関しても、業界全体での「意識改革」が必要と言えるでしょう。

③人材不足により職員一人当たりの業務負担が大きいことについて

介護職が『向いている人』と『続けられる人』は別問題
介護士はプロなので『完璧な介護をして当然』という危険な考え方
老老介護は施設にも及んでいる
介護職員が2025年に向けて未だ37.7万人も不足している理由とは?
などの記事で詳しく書いています。
介護業界の人材不足は深刻です。
「どうしたら人材が集まるのか」
「何故、人材が集まらないのか」

ということを突き詰めて考えていけば必然的に答えが出るはずです。
人材が潤うことで、職員一人一人の業務負担が緩和されます。

④夜勤は一人の職員で約20人の利用者の介護をする重労働について

介護施設の夜勤の風景
夜勤に出勤前の憂鬱な気持ちの理由は?
【ワンオペ夜勤シリーズ】
介護施設のワンオペ夜勤の暗黙の了解「利用者を起こす順番」
介護施設のワンオペ夜勤の暗黙の了解「パジャマ更衣」
介護施設のワンオペ夜勤の悲しいあるある「カップ麺」
介護施設のワンオペ夜勤の暗黙の了解「利用者の最期が自分の時は嫌だ」
介護施設のワンオペ夜勤の暗黙の了解「救急車に同乗したくない」
上記記事で詳しく書いていますが、ワンオペ夜勤は本当に過酷です。
ワンオペ体制を改善するための人材の確保も必要ですが、そもそも「人員配置基準でワンオペ夜勤を認めてしまっている」という所に介護業界の闇を感じます。
これに関しても、ワンオペ夜勤をやったことのない人達が想像と妄想だけで作った配置基準なので、もっと現場の現状を見て欲しいと思います。

⑤綺麗ごとや自己犠牲ばかりを押し付けられることについて

介護現場の惨状を発信することに意味がある
『やらない善より、やる偽善』は良いけれど、それを押し付けるのが介護業界
「しんどい時こそ力を合わせて頑張ろう」という綺麗ごと
介護業界で出世したかったら綺麗ごとを言い続けよう
介護職員を追い詰める「プロ意識を持て」という強迫観念と介護業界の闇
などの記事で詳しく書いています。
業界全体で「理想と現実は違う」という意識改革が必要です。

⑥重労働に見合わない低水準の給料について

介護施設の売り上げが給料に反映されない本当の理由
介護職の給料はどれくらい?~私の給与明細公開~
特養勤務の私の賞与(ボーナス)はどれくらい?~私の年間賞与を公開します~
介護職員の給料で毎月いくら貯金ができるのか?
などの記事をご参照下さい。
給料に関しては財源の問題が大きいと思います。
介護保険制度自体がまだまだ不完全なものだという実態があります。
不完全な制度の中で働いている現場職員や生活している利用者は不幸だと言わざるを得ません。
「三方良し」の完全な制度の構築を急ぐか、そもそも「介護保険そのものを解体」してしまう必要があると思います。

⑦社会的地位が低いという偏見について

介護職は花形選手であるべき
そうは言ってもやはり介護職のレベルは低いのか
職員が幸せになれば利用者も幸せになる理論
などの記事に詳しく書いています。
「偏見」と書きましたが、そもそも
「給料水準の低い職種の社会的地位は総じて低い」
と言えます。
つまり「偏見」ではなく「事実」であると言えます。
「専門性の確保」や「知識経験の補充」も必要でしょうが、給与水準が低い以上、それはどんぐりの背比べになります。
給与水準の見直しが鍵となります。

⑧人間関係が劣悪なことについて

介護職員に大切なのは『自分を守る』こと
介護現場に事務職員が応援に入ると…
苦手な上司や同僚との人間関係を克服する1ヵ条
意欲を無くす心無い言葉掛けと環境は今日も続く
介護業界における「新人いじめ」の実態をわかりやすく解説します
介護業界には性格が良くて優しい人間などいない
介護施設での理不尽なパワハラ撃退法
などの記事に詳しく書いています。
介護業界は排他的閉塞的な風潮が今も根強く残っています。
その狭い世界で井の中の蛙たちが陰湿な人間関係を創り上げています。
まずは「自分を守ること」が最重要課題となります。

⑨昼休憩が取れない(サービス残業含む)
⑩有給休暇が取れないについて

退職者続出の介護業界の経営者が無能な理由は?
休憩が取れないのも「サービス残業」皆さん休憩取れてますか?
残業をしないのは「美しい」のではなく「普通」のこと
サービス残業はカッコ悪い!介護職員が書類仕事を出来る時間を確保せよ
ショートステイの女性スタッフが3月末で退職「有給はどれだけ使う?」
などの記事に詳しく書いています。
業務負担が多いことも問題ですが、人材不足により「残業しないと現場が回らない」という現実があります。
更には、現場もシフトも回らなくなるので「暗黙の圧力」によって有給休暇も取得しにくくなります。
「人材不足をどう解決していくか」
ということと
「自分を守るために権利は遠慮せずに主張していく」
ということが必要になると思います。
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◆まとめ

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全てに共通して言えることは
「事業所や業界全体の意識改革」
が大前提として必要だということです。
介護職員の愚痴やネガティブイメージは多々ありますが、
根本的に改善すべきは、
・給料・収入面
・社会的地位の向上
・職場環境(経営者の能力も含む)

の3つに集約されるかと思います。
この3つが改善されれば、
他の愚痴やネガティブ部分も
大半は改善傾向に向かうでしょう。
私はこの3つを、
『介護職員処遇改善3か条』
と命名します(勝手に)。
今後とも、介護業界の発展と職場環境の改善、
社会的地位の向上を目指して
出来ることからコツコツと、頑張っていきましょう!


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