会社を辞めたいと思った時『理由を探さない』という自己防衛方法

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介護職員に限らず、
人間は人生の中で理由を求めがちです。

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◆理由は根拠?

よく「その理由は?」と聞かれたり
聞いたりすることがあると思います。
理由という名の根拠が知りたいからです。
但し、厳密には『理由』と『根拠』は違います。
理由は『ワケ』とか『筋道』であることに対して、
根拠は『もとになる理由』とか『よりどころ』という意味になります。
そして人はその理由を聞いて
納得したり批判したりするのです。
ですから、物事に理由とか根拠は大切なのですが、
その理由がプラスに働く時は良いとして、
ネガティブな気分の時は理由を探さない方がいい時もあります。

◆会社を辞めたいと思った時はそれ以上『辞める理由』を探さない

常に思考を停止させることなく、
物事を突き詰めて考えることを推奨する私が、
唯一『突き詰めない』ことを推奨する場面のひとつです。
そもそも人間は出来れば働きたくありません。
ましてや介護業界は劣悪な環境をバイキング形式で提供しております。
どの処遇・待遇をピックアップしても吐き下します。
(もちろん、良い部分も沢山あります)

既に介護業界に足を突っ込んでいる人は
その処遇・待遇を改善する事に理由や根拠を探すことは良いのですが、
『辞める理由』を探すことは真綿で首を絞めることになりかねません。

もちろん、
・今より良い会社が見つかった
・働かなくても生活できる術が確立できた
・非人道的な扱いを受けている
・心が折れる音が聞こえた

という場合は、今すぐ辞めましょう。
しかしそういう状況に至っていない場合は、
『辞める理由』を考えれば考えるほど
自分を追い詰めていきます。
その理由にすがりつき、
正当性を盾にどんどん出勤するのがイヤになります。
そうすると、良い仕事が出来なくなり
悪循環に陥ってしまいます。
最終的に『もう辞めるしかない』という
自己暗示にかかり、本当に退職に向かっていくでしょう。

辞めても介護業界は人材不足で引く手あまたなので、
再就職には困らないかもしれませんが、
必ずしも良い介護事業所に巡り合えるとも限りません。
先に申し上げた通り、
そもそもが業界自体が劣悪なのですから
結局、どこも似たり寄ったりと言えます。
渡り鳥(流れ者)スタイルも
この業界ならありかもしれませんが、
『FA(フリーエージェント)制度』
まだ確立していない現状では
デメリットも少なくありません。
【デメリット】
・人間関係が0(ゼロ)からスタート
・一番下っ端からスタート
・今より劣悪な環境になるかもしれない可能性が未知
・退職金がリセットされる
・ある程度の勤続年数がないと賞与が全額支給されない
・慣れるまでストレスと疲労が大きい

それだけのデメリットを跳ねのける
エネルギーとパワーを持っていれば
転職を考えるのもありだと思います。
しかし現状では、
デメリットの方が大きいのかもしれません。
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◆『理由がない』というだけで続けられる

『理由を探さない』ということを述べてきましたが、
『理由がない』というのは実はとても大切なのです。
・辞める理由がない
・頑張らない理由がない
・働かない理由がない
・出勤しない理由がない
『理由がない』のならやるだけです。

難しく『理由』や『根拠』を考えてしまうと
どうしても体が動かない時がありますが、
『理由がない』と開き直ると自然と体が動きます。
我々は人間なのですから感情で生きています。
しかし、不思議なもので、
人間の感情は変化するので、
昨日と今日、明日では気分や受け止め方が変わっていたりします。
『今日、今現在の感情が自分の全てではない』
ということです。
感情や気分が変わらないとしたら、
大好きで付き合い始めた恋人と
大嫌いで別れるということが無くなるでしょう。
恋人や夫婦の付き合い方に関しても、
『理由を探さない』
ということが重要かと思います。
・嫌いな理由を探さない
・別れる理由を探さない

円満夫婦はそういう思考なのかもしれません。

◆『理由を探さない』という自己防衛方法(まとめ)

・『理由を探さない』ことが大切な場面もある
・会社を辞めたい理由を探さない
・会社を辞めた時のデメリットも考える
・理由を探すと悪循環に陥る可能性がある
・『理由がない』というだけで続けられることが沢山ある
・『理由がない』というだけで自然と体が動くことがある
・人間は感情の生き物。昨日と今日、明日で気分が変わる
・今現在の感情が自分の全てではない
・恋人や夫婦間でも『理由を探さない』ことが大切
・『理由を探さない』というのは自己防衛

なお、あくまで当記事の内容は私の主観であり、
退職・転職を否定したり思考停止を推奨するものではありません。
私自身への備忘録でもあります。


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