法律は弱い者の味方では無く、知っている者の味方なのです

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日本は法治国家です。
全ての決定や判断は法律に基づいて行われています。

法治国家(ほうちこっか、独: Rechtsstaat、仏: État de droit)とは、その基本的性格が変更不可能である恒久的な法体系によって、その権力を拘束されている国家。近代ドイツ法学に由来する概念であり、国家におけるすべての決定や判断は、国家が定めた法律に基づいて行うとされる。
引用元:ウィキベディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%95%E6%B2%BB%E5%9B%BD%E5%AE%B6

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◆『法律は弱い者の味方』という間違った認識

よく勘違いをされている人がいるのですが、
法律は弱い者の味方ではありません。
『強きをくじき、弱きを助ける』
という正義のヒーローのような印象があるかもしれませんが、
実際はそうではありません。
根拠としては、
実際にそういう事が『法律』に定義されていたり、
法律の世界での格言がそう謳っています。

①法の不知は是を許さず
②法は自らを助ける者を助ける
③権利の上に眠る者は是を保護しない

①については、
刑法38条3項に
「法律を知らなかったとしても、そのことによって、罪を犯す意思がなかったとすることはできない」
と規定してあります。
つまり、法律を知らなかったからと言って、
罪や罰から逃れたりすることはできず、
許される言い訳にはなりませんよ、ということです。
例えば、赤信号を無視しておいて、
「赤信号が止まれだとは知らなかった、聞いていない」
と言っても無駄ですよね。
知らなくても法律違反です。
②については、
「天は自ら助くる者を助く」の「天」の部分を
「法」にもじったもので、
権利が法律で守られているからと言って、
それに甘えていたらダメですよ、
自分からその権利を守る努力をするからこそ、
権利は守られるのですよ、ということです。
③については、
権利を過信し、長期間にわたって権利を放置したり、
ないがしろにしている場合は権利の保障はしませんよ、
ということになります。
例えば、「消滅時効」がそれに当たります。
我々の普段の生活や職場の中で見てみると、
法律上、有給休暇というものがありますが、
・有給休暇の存在を知らなかったり
・有給休暇の申請をしなかったり
・有給休暇を取れない状態を容認

していると、あなたの権利は保障されるどころか
失うことになりますよ、ということになります。
なかなか手厳しい現状ですが、
それが法治国家というものなのです。
つまり、
『法律は弱い者の味方では無く、知っている者の味方』
だということが理解して頂けるかと思います。
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◆権利を主張し続けることは決して無意味ではない

先に述べたように、
・自分の権利は自分で確認
・自分の権利は自分で守る
・自分の権利が保障されるように主張する

ということが大切です。
ですから、私は微力ながら
介護業界の現実・真実を叫び
介護職員が当然持つべき権利について
当ブログやTwitter等で情報発信をしています。
もちろん、職場でも言うべきことは言っています。
全く同じ考えとはいかなくても、
介護業界を憂い改善を訴えている同士も沢山おられ、
心強い限りです。
しかしながら、中には
・改善なんてどうせ無理
・主張するだけ無駄
・嫌なら他の業界に行けばいい

という考えの人がいらっしゃいます。
考え方は人それぞれで色々あって良いと思うのですが、
自らの権利をないがしろにし、放棄して主張もしない人に法律は味方をしてくれないよ
と言いたいのです。
自らの権利を知り主張し行使することに意味があるのです。
主張もしないのに改善なんてあり得ません。
今後も私は情報を発信し、
自らの権利の保障と行使のために
主張し続けていきたいと思っています。
大切なのは、
『主張すること』と『主張し続けること』
『実行』と『継続』

だと思います。
同士の皆様も、
今後とも宜しくお願いします!


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