介護施設の仕事で目標を見失っている理由とは?

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介護業界に飛び込んだきっかけは
介護業界へ飛び込んだキッカケ
の記事に書きました。
その後、山あり谷ありで
業界の波に揉まれ
業務の激しさに鍛えられ
人間関係の厳しさに苦しめられながら
介護福祉士介護支援専門員
資格を取得することができました。

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◆施設ケアマネはさせてもらえなかった

【2017年7月度の人事異動】実は社畜になっています
『仕事やノウハウは教えてもらうんじゃなく盗むものだ』というけれど
の記事に書いたように
7月に異動があり
ケアマネ資格を活かして
更なる飛躍の足掛かりとして
頑張っていけるかと思っていましたが、
そう上手く事が運びませんでした。
看護課長(兼務相談員課長、施設ケアマネ)と介護課長の二人が、
私を施設ケアマネ(ショートステイ担当)兼務の
介護職員として正式に活動できるように、
権力実質ナンバー1の副施設長に進言してくれたのですが、
数日後に課長から
「ごめん、通らなかった。期待だけさせといて本当申し訳ない」
と言われました。
理由を聞くと
・課長クラスの人間が人事に口を挟むな
・施設ケアマネはこれ以上いらない
・介護職員が不足しているのに兼務をさせて配置人員を減らしたくない
・兼務をしても特別な手当はつけられない

ということだったらしい。
まぁ確かにわからなくもないです。
ケアマネになっても収入が下がらない唯一の方法とは?
の記事にも書きましたが
現状、介護職員は不足していますが
介護支援専門員(特に施設ケアマネ)は溢れていて
需要と供給が釣り合っていないのです。
しかし、ショートのケアプランは
今後、一体誰が作成し取りまとめていくのでしょうか。

◆どこまでも図々しい経営陣

私は課長に
「今後のケアプランはどうするのですか?」
と聞きました。
すると
「ショートのプランはケアマネじゃなくても作れるので介護職が作れ」
「モニタリングの担当者でプランも作るよう分担しろ」

ということを言われました。
それをすると介護職の業務が増えるだけだし
現場スタッフにこれ以上負担を増やすわけにはいかないのは明らかです。
私は
「それは無理、絶対無理」
と断固拒否しました。
「じゃあ、今後もアンタが一人で作るか?」
と聞かれ
「それも一切無理、もうケアプランは触りません」
と言い切ってしまいました。
謙虚に
『施設ケアマネのポストが空くまで我慢して待ちます』
とでも言っておけば良かったのですが、
あまりにも図々しくてイラついてしまいました。
何故、介護職のままケアマネ資格も活かせずに
ケアプランを作成せねばならないのか。
介護職のままでは、ケアマネ資格更新の際に
実務経験として認めてもらえず、
未経験者として更新研修を受けねばならないのです。
『未経験者』扱いのままでケアプランを作れだなんて図々しい。
どこまで介護職に犠牲を払わせようとするのでしょうか。
結局、看護課長である施設ケアマネがショートのケアプランも作ることになったのですが、利用者の顔や名前さえ全然知らないのでいちいち介護中に聞いてきます。
顔と名前が一致しない状況で
モニタリングとケアスタッフからの情報だけでケアプランを作成しているというあまり宜しくない状況になっています。
先日、丸一日掛けて
約10名分のケアプランを持ってきて
「どうだ、やったぞ」
とドヤ顔でショートユニットに持ってきましたが
カンファレンスルームに丸一日籠って
他の業務を一切しなかったら
猿でもそれくらいできます。
「私は食事・入浴・排泄介助やコール対応をしながら7人分を作成したのに…」

だからドヤ顔にまたイラついてしまいました。
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◆現状維持で目標を失っている

その後の私は今まで通り
介護職員として現状維持で働いています。
通常運転で何の問題もないのだが、
ケアマネ試験に合格したことで
次の目標を見失ってしまいました。

「ケアマネ資格を活かして働けるかもしれない」
と思いにわかにモチベーションが上がり、利用者のケアマネジメントという新たな目標を見出しかけましたが、それも無くなってしまいました。
悪くなったわけではなく
『現状維持』なので
ガッカリするのはおかしいのかもしれませんが、キャリアパスの可能性がほぼ無くなってしまった状況は
「夢も希望もない」
というのが正直な気持ちです。
施設ケアマネのポストが空くのを待つか
出世、昇進、昇格するのを待つかになりますが、
どちらも上が詰まっていて数年中にどうにかなる問題ではなさそうです。
組織の方針に異を唱えることの多い私では
元々、ユニットリーダー止まりだったのかもしれません。
実際、
『もう辞めてもいいかな~』
とも思うのですが、
会社を辞めたいと思った時『理由を探さない』という自己防衛方法
の記事で書いたように
『辞める理由を探さない』ということに専念しています。
辞める理由を探すより、次の目標を探した方が賢明でしょう。
社会福祉士資格の取得も考えましたが、
手間の割に実用性やインパクトが低い。
・初志貫徹
・初心忘れるべからず

の精神で耐えてきたので
ケアマネを取得してから凧の糸が切れてしまったように
フワフワしています。
目標を見つけることがこんなに難しいことだなんて思ってもみませんでした。


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コメント

  1. デイちゃん より:

    そうなんですか・・・。
    介護職って、モチベーションが下がることは多々あるけど、モチベーションが上がるようなことはほとんどないですね。
    私は、今のデイサービスをよくしようと、行事とか中心的にやったり、事務が滞れば進んでやったりとか、あれこれやったんですけど、結局仕事しない仕事できない人は何もしないしね。
    自分がただしんどくなるだけ、ただストレスがたまるだけ、なんですよね。
    なので今は、「自分からは仕事しない」「最小限の仕事のみする」「職場にいることのうまみを最大限味わう」と決めています。
    足し算の人と引き算の人って話、知っていますか?
    足し算の人は、何かを自分でやろうと積極的に動いて、で、「これをするならまず先にこっちをしとかないとな」「ついでにこれもやろうかな」「これをやらないと他の人が困るよな」と、どんどん自分の仕事を増やしていく。
    引き算の人は、「これ、自分はしなくていいや」「あ、あの人がこれやってるから自分はさぼってりゃいいや」「これがしてないからこれもできない、じゃあ何もしなくていいや」って、どんどん仕事をしなくなっていく。
    でも足し算の人と引き算の人は、仕事量は全然違うのに、給料は同じ。
    人がたくさんいると、自然にそうなっちゃいますよね・・。
    管理人様は足し算の人なんじゃないかと思います。
    「これをしなきゃ」と考えるのをやめて、「最小限の仕事をしよう」と思って徹底したほうが、いいかもしれませんね。
    たぶん、うまく回らなくなりますが、それは「関係ない」。上司に丸投げして、文句言われたら「やめます」と脅して終了です。
    今の職場で味わえるうまみが、今の職場からくるストレスを上回るのなら、そのままいればいいでしょう。
    逆になるなら、新しい職場を探した方がよいのでは。グループホームはケアマネが1ユニットに一人いりますし、有料老人ホームで管理者兼ケアマネするとか、いろいろありますよ~。(笑)

  2. 山嵐 より:

    >デイちゃんさん
    いつもコメントありがとうございます^^
    足し算、引き算の人ですか、なるほど目から鱗です。
    私は目標に向かっていないとモチベーションが維持できない人間なので、燃え尽きないように頑張ります。
    長期目標のはずの『年金』も、多額の金額が給料から差し引かれるばかりで、受給する頃に自分が生存しているかさえわからない不確かな存在ですし、どこぞのニートが言っていたように『働いたら負け』なのかもしれませんね。
    転職カードはいつでも使えるように自分のリスクマネジメントも必要ですね^^

  3. デイちゃん より:

    そうなんですね・・・。
    目標があってそれに向かって努力するって、前向きな感じでいいですよね。達成出来たらうれしいし。
    でも、もし目標がなくなっても、目標が達成できなくても、それなりに生活していけるので、そこは「目標ないとダメ」とか、あまり決めつけないでもいいかも?と思います。
    どんなになっても生きてはいけますから。
    私は年金は全くあてにしてなくて。
    前の会社では、「とにかく早く金をためて、この嫌な会社を一日も早くやめたい」と、お金を増やしてきました。
    「働いたら負け」・・・そう、まさにこの言葉。
    介護施設では働いたら負け。動いたら負け。
    ナースコールがどんなに鳴っても、微動だにしない50のババアカスナース(通称カース(笑))。
    ババアカースには、「風林火山」の「山」しかない。「動かざること山のごとし」しかない。風や火はないんです。(笑)
    努力し続ける人って、同じ場所にいると、不満やストレスがたまってくる傾向があると思います。
    それは真面目な性格ゆえだと思います。
    「これでいいや」って思えないんですよね。「もっとよくしよう、もっとよくしよう」って、自分から動いちゃう。
    改善点を自分から見つけちゃう。
    なので、新しいところに行ってみるのも、いいのかもしれません。
    管理人様のスキルなら、たぶん引く手あまただと思いますよ。

  4. 山嵐 より:

    >デイちゃんさん
    こんばんは~
    そうですね、最終的にお金があれば何も恐れるものはありませんね。ストレスは溜まるのにお金はなかなか貯まりません(笑)
    いつも様々なご意見ありがとうございます。参考にさせて頂きます。

  5. とも より:

    こんにちは
    足し算と引き算、すっごく分かりやすいです。目標がないと…という気持ちもよくわかります。
    私自身もまだ介護職3年目ですが、目標を見失っている今です。私の勤務先だけかもですが、年数だけ重ねて経験値は積んでるの?という人がたくさんいる気がします。
    山嵐さんのような気概の方と切磋琢磨したいものです。

  6. 山嵐 より:

    >ともさん
    こんばんは~
    コメントありがとうございます^^
    遅かれ早かれ気概のある人物や優秀な人は辞めていってしまうのが介護業界なのかもしれません。
    以前は私の周りにも気概のある人物が沢山いましたが、皆次々と辞めていってしまいました。
    本当に残念です。
    私のようなものと切磋琢磨したいと言って頂き光栄です^^