「マイナスイメージを流して介護職になりたい人を減らすな」という詐欺精神

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『介護施設の真実』というブログなので、
介護現場や業界の真実を書いています。
当ブログの概要や目的は
僭越ながら自己紹介とブログの概要
の記事に書いていますのでご参照下さい。
闇が深い介護業界ですので、
どうしてもネガティブだったり
マイナスだったりする記事が多くあります。
そしてありがたいことに
1日300人~400人前後の人が訪れてくれて
1日800PV~2000PVのアクセスがあります。
読者が増えるのは嬉しいことなのですが、
人間は色々な価値観があるので
「マイナスイメージばかりの記事を書いて、将来介護職になりたい人をわざわざ減らしてどうする!」
というお叱りやご意見を頂くこともあります。

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◆事実や真実を伝えずに契約をさせるのは詐欺行為

『働く』ということは『労働契約』になります。
労働契約については労働基準法に定められていますが、
刑法に下記の条文があります。

刑法第246条(詐欺罪)
第1項:人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。
第2項:前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。

『労働』を財物に置き換えると、
貴重な個人の時間とマンパワーを使い、
労働という財物を提供しているのです。
だとするならば、
労働契約をする前に
事実やマイナス部分も情報を与えた上で
働くか働かないかを判断させるべきです。
良い部分やポジティブなイメージだけを伝え
虚偽や言葉足らずの情報で錯誤を誘い
大切な人材とその労働力を使うのは
『犯罪行為』『詐欺行為』
と言っても過言ではありません。
働き始めてから介護職員の
マイナスだったり
ネガティブな正体を知るとしたら
「騙された!」
という印象を持つに違いありません。
そういった、
虚偽だったり、錯誤を招くようなやり方で
介護職員を募集しても結局は辞めていくでしょう。
そしてポジティブイメージだけ伝えたり、
ネガティブイメージを伏せておく行為は
無責任そのものであり
アリ地獄のような存在でしかありません。
本来は、
良い部分も悪い部分も
事実をちゃんと伝えてこそ
『契約』は成立するのです。

◆詐欺的蟻地獄の人は現状に満足している場合が多い

物事を突き詰めて考えれば、
・現状の介護業界はおかしい
・改善したい

という思いが出てくるのが普通です。
しかし、詐欺的蟻地獄のポジティブな人も
・私も真実だけを言っている
・現状に満足している
・だから嘘ではないし詐欺でもない

という反論が出る場合があります。
そういった人は
・配偶者の扶養に入っているので年収103万円以下でいい
・親がお金持ちなので給料はお小遣い程度でいい
・家庭や自分の都合で本格的なケア業務をしていない
・余程恵まれた環境の事業所で働いている

のいずれかではないかと思います。
そういう『限定』がつけば
介護業界が腐っていようが闇が深かろうが関係ないですし、
自分が『詐欺的蟻地獄』だという自覚がないのかもしれません。
職員が増えれば自分も楽が出来ますし、
現状でも特に不満がないのですから
マイナスイメージを垂れ流すニュースや記事やブログに辟易するのもわかります。
しかしよく考えて下さい。
それはただの『保身』です。
『自分さえ良ければいい』
という保身に基づいた考え方なので、
やはり詐欺的アリ地獄のような存在なのです。
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◆では結局どうすればいいのか(まとめ)

・良い部分、悪い部分を嘘偽りなく伝える
・業界の悪い部分(ネガティブイメージ)が減る努力をする
・詐欺的アリ地獄の人は労働上の『限定条件』を隠さず伝える
・色々な価値観や生活環境の人がいる事を理解する

ということが大切かと思います。
私も福祉業界を良くしたい
自分の労働環境や待遇を向上させたい
という思いは変わりません。
同士の皆様、今後とも宜しくお願いします。
そして頑張っていきましょう!


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