仕事が遅い人は優先順位がわからないことに原因があった

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世の中や職場には色々な人間がいます。
長所・短所が誰にでもあります。
私にも短所は沢山ありますが、
仕事をする上で大切なのは
『優先順位をつけて業務をこなす』
ということだと思っています。
どの業界、職場でも同じことが言えますが、
特に介護業界は人材不足なので
「余裕のある介護がしたいです」
などという悠長なことを言っていられないのです。
もちろん、『余裕のある介護』は大切です。
・リスク軽減のため
・利用者の自立支援のため
・ミスを無くすため

出来れば、そうしたいのは山々なのですが、
残念ながら現状ではそういうケア方法では業務が回らず、
・時間が足らずサービス残業をしなければならない
・利用者の「待ったなし!」の訴えに対応できない
・他のスタッフに負担がのしかかる

という更なる悪循環に陥ってしまうのです。

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◆仕事が遅い人は優先順位がわからない

降りかかる激動の業務をこなしていくには
『優先順位をつけてこなしていく』
ということがとても重要です。
往々にして言えることなのですが、
『仕事が遅い人』
というのはどうやら優先順位がわからないようです。
ですから、
わかる職員がわからない職員に
・都度、優先順位を教える
・都度、仕事を指示する
・優先順位が間違っていることを教える

という『業務』が増えます。
職場の人間関係としては
そういう状況もあるのはしょうがない事なのですが、
素直に聞き入れてくれる人と
そうではない人がいます。
「私はそうは思いません」
という発言が出てしまうと、
どちらが正しいのかを協議したり
分析したりする余計な時間が発生してしまいます。
そうなると人間関係がこじれてしまいがちなので、
・職場環境健全化の為にあえて言わない
・自分がその人の分まで働けばいいという自己犠牲

という状況が発生したりします。
そうなると、カオスな現場が益々混沌としてくるのです。

◆優先順位がわからないから仕事が遅くなる

『仕事が遅い』というイメージは、
のろのろダラダラとしていて
亀かナメクジのような印象がありますが、
実際はスピードが遅いのではなく
『取り掛かるのが遅い』
ということに気づきました。
取り掛かってしまえば、
普通のスピードで業務をこなせるのに
いつまで経っても開始しないから
『遅い』のです。
取り掛かるのが遅いというのは、
『優先順位がわからないからやり始めない』
という原因に結び付きます。
だからこそ、
指示をしたり教えたりするのですが
「私はそうは思いません」
という問答が始まってしまうと、不毛な時間が発生するという先程申し上げたような悪循環とカオスに陥ってしまうのです。
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◆そういった状況を解決するには

・ユニット会議や職員会議などで話し合い理解を得ていく
・都度、優先順位ややるべきことを伝えていく

という改善策が妥当と思われるのですが、
「わかりました、頑張ります」
「すいません、気をつけます」
という返答はあるものの、
実際は『その後も変化がない』という状況が繰り返されるのです。
求めているのは『謝罪』ではなく『改善』なのです
の記事に書いたような状況が日々巻き起こっています。
最初に申し上げた通り、
人間ですから良い部分も悪い部分もありますし、
私だって完璧ではありません。
しかし最終的には、
『他者(職員や利用者)に迷惑を掛けない』
という最低限度の働き方はしていくべきだと思います。


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コメント

  1. デイちゃん より:

    施設だと、スケジュールと役割分担が決まってるはずなんですけどね。
    スケジュールや分担を理解してないのか、仕事する気がないのか、仕事する能力がないのかわかりませんが、決められた仕事を決められた時間にできない人・しない人がいますね。
    で、一応管理者に報告して注意してもらうんですが、改善しない。
    私はそういう人は首でいいと思うんですが。
    今、私のデイは、利用者35人でスタッフが5.5人しかいない。デイは配置基準が、利用者:スタッフ=5:1なので、明らかな配置基準違反です。
    入浴は30人するけど、スタッフは3人。機械浴6人、個浴5人とか、自立してない人が多いのに。
    でフロアの人は、誘導とか着脱とかに入らなきゃいけないのに、妊婦常勤はさぼってるし、認知症のじいさんスタッフは徘徊してるだけ。
    でも、午前中に事故なく全員入浴してるから、管理者は「まあ、なんとかなってるだろ」的な感じで、スタッフも増やさないし。
    そうそう、入浴介助の途中に、私は水分補給するのですが、カルニチン飲料を飲むと、体力・集中力が持続する感じです。
    介護は肉体労働なので、長時間労働となると、疲労が蓄積して動きが遅くなり、集中力も切れてしまう気がしますが、スポーツのように途中で適度にエネルギーなどを補給すれば最期まで動けるのかな?と思ったりしています。
    管理人様は、最後まで体力をもたせるために、何か工夫されていますか?

  2. 山嵐 より:

    >デイちゃんさん
    介護業界は頑張っている職員が働きづらく、サボっている人には快適な環境が準備されています。サボって介護をする時間や回数が減ればリスクに直面する頻度も減るからです。
    体力を持続させるために・・・私のユニットは私が異動してくる前から『コーヒーブレイク』の時間があります。職員がお金を出し合ってコーヒーやおやつを購入しています。昼の休憩が1時間しっかり取れないので、休憩と体力の補充をその時間にしています。

  3. デイちゃん より:

    本当ですね。さぼってる人には快適な環境・・・。ダニみたい。(笑)
    でも人が複数いるサービス業って、意外とそうなんですよね。
    働き者に働かせて、サボってる奴はずっとサボってる。
    私のデイは、以前、50のババアナースとババア介護士が一日中座ってサボってて、他のスタッフが走り回っていたんです。
    で、ババア達は他にとばされたんですが、そのババア達のサボりを見た他のスタッフもサボりだして。「あいつらがサボってたんだから、私らもサボってもいいよね?」って。
    なので私は、管理者に、「午前中は座って記録する必要なし」「入浴が終わるまでフロアも誘導するとか全員で入浴に絡まないとダメ」「フロアの人はレク材配るとかして利用者をほったらかしにするな」「利用者ほったらかしで内容のない記録をゆっくり書いてるなんて愚の骨頂」「介助しない奴は記録を書くな」「座ってるだけの人は勤務からのけろ」「リーダーは午前中入浴で午後から記録にさせろ」と何回も言って、やっとやり方が変わったんです。
    でも、さぼってる人がいなくなったので、前よりも少ない人数でできるんですよね。
    管理者も、私の言うとおりにしたら、事故をおこさずにスタッフを減らせるってことがわかって、喜んでいました。
    でも、利用者:スタッフ=5:1以下の配置は、普通のデイでは絶対にありえなので、このままだったら、会社やその他のいろいろなルートを利用して圧力かけて、せめて配置基準は守るようにさせようとは思っています。
    減算や報酬返還、指定取り消しになっちゃうしね。
    そうですか、コーヒーブレイクが。
    ちゃんとスタッフのことを考えてる人がいるんですね。えらいなあ。
    私、入浴介助の途中で飲む飲み物を、コーヒー、ビタミンドリンク、カルニチン飲料とかいろいろためしたんですが、どうもコーヒーでは効果が薄いみたいで。(笑)
    カルニチン飲料飲んで体内の脂肪を燃やしつつ、仕事してやせてみたいと思っています。(笑)

  4. 山嵐 より:

    >デイちゃんさん
    人員配置基準は現状でも緩いくらいなのに、最低限それは遵守すべきですね。
    ユニット型特養、ショートは1:3ですが、20人の利用者に対して7人の職員が必要なはずです。しかし実際は職員2人や3人で回しています。一見、配置基準違反に見えますが、公休や有給中の職員も含めた基準だそうです。そしてそれで人員を満たしていると言えるザルのような基準です。
    カルニチンダイエット頑張ってください(*^^*)

  5. デイちゃん より:

    そうなんですか。
    入居施設だと、利用者に対して、常勤換算で、利用者:スタッフ=3:1ですよね。
    なので、定員20名なら、常勤スタッフの名前が勤務表に7人あればいい、ってことですよね。
    一日あたり3:1じゃないし、夜勤帯もあるし、日中の忙しい時間帯とかスタッフは実質何人なの?って感じですね。
    デイは基本日中だけなので、サービス提供時間中について、利用者:スタッフ=5:1なんです。(そのうち相談員1名、ナース1名必要)
    送迎・入浴・機能訓練はほぼ全員するし、スタッフはかなり必要なんですよね。
    自立してる人ばっかりだとしても、送迎が困るんです。
    ハイエースだと運転手と介助員と利用者7人くらい乗るので、利用者:スタッフ=3.5:1くらいは必要になりますね。小型車でピストンすれば人数はかせげますけど。
    なので、たいていのデイは、利用者:スタッフ=3:1くらいは入れてますね。
    で、会社が赤字になって、デイも人を削れとなって、配置基準が5:1だから、勤務シフトは4.4:1で組んで、利用者が何人か休んで、4:1になるようにしろって言ってたんです。
    なのに今、しれ~っと人減らしてますね。35人で5.5人だから、1.5人足らないですね。
    でも配置基準違反の場合は、月で見るんですけど、マイナスなら、7割に介護報酬が減算されるので。
    まあその辺も、ちょろまかすつもりかもしれませんが。
    今月実地指導があるので、ま、見つからないようにね。(笑)
    内部告発しようかな。(笑)

  6. 山嵐 より:

    >デイちゃんさん
    なるほど、人員配置基準についてなかなかお詳しいですね。
    送迎ピストンしたくても、利用者に時間指定があったり条件があったりして配車に手を焼きそうですね。
    内部告発、良いと思います(*^^*)
    しかし、これだけ劣悪な業界なのに内部告発や違反が明るみに出にくいという所に闇の深さがあるのではないかと思っています。

  7. デイちゃん より:

    おお!さすがはショート経験者!送迎に詳しいですね。
    家が近くても、この人の次この人~と思ったら、片方の人は家族が早く出るので8:10、もう一方は準備が間に合わないから9:00以降とか言われて、結構一筋縄ではいきません。
    あこぎな会社のデイでは、運転手を複数人やとって、勤務時間を送迎時間のみの8時~10時、17時~18:30などとして、中抜けさせてます。
    そうすれば、送迎自体はできるのでいいやって感じで、送迎に出ない介護スタッフは補充せず、介助作業はしんどい思いしてやりなさい的な感じですね。(笑)
    そうやって、人件費をうかせようとします。
    が、運転手で来る人は、たいていは70近い高齢ドライバー。
    結局、認知症っぽかったりして、最後は事故を起こして終了です。
    さらに、運転手雇えばスタッフは削れるけど、それだけ介護スタッフを増やす機会を減らしてるわけで。
    介護スタッフも運転をしないので、いざというとき運転できる人がいない・・となります。
    なので目先の収益よりも、長い目で経営していかなきゃいけないんだけど、会社はバカですからね。

  8. 山嵐 より:

    >デイちゃんさん
    そうですね~送迎時間だけヘルパー入れてたりする利用者も多いですからね。
    うちも60歳を超えた運転手を複数人雇っていますが、中抜けさせずに施設の庭の草抜きをさせたり、居室清掃・シーツ交換を教え込んで働いて貰ってます。
    事故については…次の記事で書こうと思っていましたが、怖いですね><

  9. デイちゃん より:

    送迎だけヘルパー入れてる利用者って・・・訪問の送り出しヘルパーのことですか?
    でもデイも、それこそ送迎だけのヘルパーを入れて、サービス提供時間は中抜けさせちゃえば、もっと人件費削れるんですね。
    本当はいかんけど、その中抜け時間に訪問介護にいかせたり。
    私のデイは、運転手中抜けさせてるけど、そのうち一人は15時から勤務させて、風呂の片付けとかさせてますね。
    で、「今日スタッフ急に休んだけど人員配置があまりにも少なすぎ」って時は、その運転手を13時から来させて、介護として勤務したようにしていますね。
    実際は介護なんてできないのに。
    でも人を削ろうとしはじめたサービス業は、先がないです。
    自ら首をしめてるようなものなので。
    うちの会社、自滅するのはいつかしら。業績的には昨年度赤字でかなり土俵際ですが・・・。
    人を削るとすぐ利益が出るので、人削りに麻薬のようにとりつかれちゃうんです。

  10. 山嵐 より:

    >デイちゃんさん
    送迎前後の30分だけヘルパー入れてる利用者結構います。
    人員不足なのに人員削減しないと利益が出ないシステム自体、そもそも既に破綻した業界と言えるのかもしれません。

  11. 桃李 より:

     本題とはかなり外れているかと思いますが、別の視点からの一意見を少しだけ失礼します。
     「仕事が遅い」「優先順位がわからない」という方々の一部には成人性ADHDの可能性があるかと思います。本人の努力不足ややる気がないわけではないのに周囲に理解されず厳しい叱責や指導をされたために自尊心の低下や鬱になることもあり、その結果休職や退職により人手を失う可能性もあります。
    この記事に書かれていることは確かに正論ですが、一所懸命にしていても正論によって潰される人がいることを心の隅っこにでも置いていただければと思います。

  12. 山嵐 より:

    >桃李さん
    こんにちは。コメントありがとうございます^^
    十分にその可能性はあると思います。『大人のADHD 15のチェックリスト』というタイトルの記事にも書いていますが、症状が一致する部分が多いです。
    そういう人は、まず受診なり検査をして、確定診断をするのが本人のためにも周囲の人のためにも最善かと思います。
    そして『オープン』『クローズ』就労という働き方がありますが、是非『オープン』でお願いしたいところです。

  13. りな より:

    発達障害当事者です。
    福祉法人の障害者求人に応募し、希望外の介護部門にまわされてしまいました。
    自分では、頑張ってやっているつもりなのですが、周りからはさぼっているように見えるのですね…。

  14. 山嵐 より:

    >りなさん
    こんばんは、コメントありがとうございます^^
    障害を持っていて働く場合には『オープン就労』と『クローズ就労』の2種類があるかと思います。
    各々、メリット・デメリットがあるのですが、オープンの場合は『障害があるからしょうがない。フォローが必要』となり、さらけ出す勇気と引き換えに理解と配慮が得られます。
    クローズの場合は『仕事がただただ遅い。やる気が見えない。サボっている』という印象しかなく、障害をさらけ出さない代わりに理解も得られないということがあると思います。
    りなさんがどちらの働き方をされているかはわかりませんが、まずは周りの理解を得ていくことが大切だと思います。

  15. りな より:

    山嵐さま、アドバイスありがとうございます。
    『オープン就労』で働いております。
    上司にはWISCの結果なども渡し個人情報はすべて開示してあります。
    職場の別部署では、発達障害者の療育などの仕事もありますが、本質を理解していただくのが難しい現状です。
    介護職がどうしても足りなく、そちらに配属されてしまったようで、現場の方々には(良い方ばかりです)迷惑をおかけしているのだろうと申しわけなく思います。
    ただ、これまで縁のなかった介護の世界を垣間見て、この仕事の大切さや奥の深さに感じ入るばかりです。
    『介護保険』が皆様の労働環境や心意気が報われるような制度になることを願わずにはいられません。
    横道にそれたコメントを長々とすみませんでした。

  16. 山嵐 より:

    >りなさん
    こんばんは^^
    オープンで勤務されているのですね。そして職場の方々も良い人ばかり、とのことで安心しました。
    それでしたら、色々とご心配をされたり申し訳なく思われるよりも、精一杯出来る限りのことをされれば良いかと思います。人間誰しも良い部分、悪い部分があるのですから、前を向いて生きましょう^^