介護の仕事は本当は楽しい(仮題)

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本当は、
『介護の仕事って楽しいのです』
いつもネガティブキャンペーンをやっている私が、こんな発言をすると
「とうとうヒヨったか」
「主張に一貫性のないヤツだ」

などと言われてしまうかもしれませんが、
厳密に言うと、
「介護の仕事は楽しかった」
ということになります。
『過去形』になります。

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◆介護の仕事が楽しい理由

仕事は出来ることなら『楽しく』やりたいものです。
私が初めて介護業界に飛び込んだのは、
今から約7年前の平成22年(2010年)になります。
【参考記事】
介護業界へ飛び込んだキッカケ
紆余曲折ありましたが、
介護業界は給料が少ないながら
当初は『楽しい』という気持ちがありました。
・新しい仕事を覚える楽しさ
・高齢者との良くも悪くもある関わりの中で対応を模索する楽しさ
・同僚との仲間意識やコミュニケーションの楽しさ
・自分が介護士として成長していると感じる楽しさ
・資格(介護福祉士・介護支援専門員)取得を目指す楽しさ

毎日が『気づき』や『発見』や『新しい技術の習得』の連続で、こんな私でも『楽しい』と感じている時期がありました。
ですから、介護業界や現場や仕事そのものの全てを否定してしまうようなつもりはありません。
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◆知れば知るほど楽しくなくなる

前述したように、
当初は楽しかったのです。
何故、楽しく無くなってしまったのでしょうか。
・ある日突然、リーダーになり責任を被せられた
・ある日突然、同僚が異動して行った
・ある日突然、自分が異動させられた
・ある日突然、リーダーを下ろされた
・ある日突然、リーダーに再び上げられた
・資格(介護福祉士・介護支援専門員)を取得完了してしまった
・ケアマネ資格を取っても活かせないことを知ってしまった
・人材不足による業務負担が割に合わないことを身を持って知ってしまった
・現場が修羅場でも携帯ゲームやネットで遊んで現場を見に来ない上司がいることを知ってしまった
・そんな上司に使われている自分が嫌になってしまった

などなど、挙げればキリがありませんが、日に日に楽しくなくなっていきました。
私が一番最初に配属された特養ユニットのメンバーは、今は皆辞めてしまって一人も残っていません。
和気あいあいと仕事をしていた仲間たちは、異動で散り散りになり、同じようにリーダーに上げられたりしながら、最終的に辞めていってしまいました。
私が一番上司に噛みついていたのはその頃です。
「仲間を辞めさせやがって」
「追い詰めやがって」
「文句の言えない人間をコキ使いやがって」
「携帯ゲームしてんじゃないよ」

そのあと、リーダーを下ろされました。
その半年後にまたリーダーに上げられ現在に至ります。
【参考記事】
ユニットリーダーという謎のポスト(前編)
ユニットリーダーという謎のポスト(後編)
仕事とか業務は知れば知るほど、
覚えれば覚えるほど、
普通は楽しくなっていくものです。
介護業界においては、
知れば知るほど楽しくなくなり、
嫌気が差してくる類まれなる世界なのです。

◆追い詰められているのはどっちか

そんなに楽しくないなら
「辞めればいい」
「転職すればいい」

と思われるでしょう。
人員不足で業務負担が増加して、
毎日修羅場の日々を過ごし、
安い給料でコキ使われ、
『肉体的にも精神的にも追い詰められている』
と言えます。
ですから『退職』『転職』は視野に入れておくべきです。
しかし、本当に追い詰められているのは私でしょうか?
・少ない職員で回しているのに黒字が出せない事業所
・人員不足で成り立たなくなるかもしれない事業所
・これ以上辞められたら大変困る事業所
『劣悪な事業所はこれからどんどん淘汰されていきます』

未だ主導権は事業所にありますが、
その主導権や発言権が徐々に職員に寄りつつあります。
今後、主導権が職員に来る日はそう遠くないと思っています。
我々がすべきことは、その日が来るのをただ待つだけではなく、
『1分1秒でも早める努力をすること』
なのではないでしょうか。


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コメント

  1. デイちゃん より:

    こんにちは。
    私は今日は極楽デーだったわけですが。
    何?この楽さ。平和さ。
    利用者とスタッフが、冗談言いながら笑いまくってる。いつもなら不穏になる人もみんな笑ってる。
    入浴は機械浴3人いたけど、基本自分でできる人が多いから楽。他の日なら12時過ぎるけど、11時半に余裕で終了。え?もう終わり?事故なんて起きるわけがない。
    その後することないから、私はシーツ交換してたら、フロアではレクがはじまって、利用者の笑い声が聞こえてきた。
    食事も介助する人いない。見守りだけ。
    その後利用者にお茶を入れて、また話して。口腔ケアも誘導したら自分でしてくれる。
    サービス記録も大体書けてて、利用者のサインももらっちゃった。
    でも利用者26人に対し、スタッフ5.5人だから、まあまあ人は削ってるよね。というか、5人にしたら配置基準以下だから、半日のスタッフ入れてぎりぎり満たしてるから最小限しか入れてないよね。だから会社的にはOKだよね。
    でもスタッフ最小限でも、まあまあいいサービス提供できたよね。だから、スタッフ的にも利用者的にもOKだよね。
    利用者的にもスタッフ的にも会社的にもOKってサービスを展開できればいいんですけどね。
    実際には、会社の売り上げ利益が最優先にされて、利用者・スタッフが後回しにされて、利用者・スタッフが減って会社の利益も減るってパターンが多いよね。
    「ああ今日のやり方はよかったな」というサービスを毎日していきたいものですが、なかなかね。

  2. 山嵐 より:

    >デイちゃんさん
    こんばんは^^
    『誰も損をしない』『誰も得する』というシステムは大切ですよね。たったそれだけで全てが上手く回っていきますね^^