ネット上の誹謗中傷も刑事罰や訴訟の対象になります

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ご意見やご感想はご自由にどうぞ。でも…
の記事でも書きましたように、
色々なご意見は賜りたいと思います。
しかし、中には度を超えた誹謗中傷を繰り返す人もいます。
【参考記事】
介護業界に「品性下劣」な人が多い理由は?

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◆反対意見や異論を超えた誹謗中傷とは

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誹謗中傷とは、
意見とは言えない言葉や言い回しで
・相手の人格を否定
・相手の名誉を毀損
・必要以上の批判
・暴言や脅迫
・サイバーストーカー

という行為を行うことです。
例えば、
「頭がイカれてる」
「ゴキブリと同類」
「ゴキブリ以下のクズ」
「一秒でも早く仕事を辞めろ」

などがそれに当たります。
こういった内容は
誰がどう聞いてもいき過ぎと判断できるでしょう。
まぁそういった内容のメールを実際頂いているわけですが、仮に私のブログ記事の内容が不勉強であったり誤った内容があったとしても、そういう言葉で罵られる必要があるのでしょうか?

◆顔の見えない匿名性で「安心感」を持ってしまう危険

ネット上はお互いの顔が見えませんし、
匿名性を保つことが出来ます。
だからといって何を言ってもいいわけがありません。
軽い批判のつもりが、
『加害者になってしまう』
という落とし穴が潜んでいます。

名誉毀損罪(刑法230条)
公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。
侮辱罪(刑法231条)
事実を摘示しなくても公然と、人を侮辱した者は拘留又は科料に処する。

感情のままに書いてしまった内容で、
刑法上の懲役や禁錮や罰金や拘留に処せられてしまう可能性があります。
また、刑事罰以外にも民事訴訟において
・精神的苦痛
・慰謝料
・損害賠償

の請求をすることも可能です。
刑事告訴の場合は警察に相談しますが、
民事裁判の場合は弁護士に相談します。
もちろん、両方同時も可能です。

◆「匿名なので告訴も訴訟も出来ない」と思うのは甘い

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これだけネット社会が発達してきているのですから、いつまでも『ネットの匿名性』を過信出来る時代は終わりました。
『サイバー犯罪対策課』というものを聞いた事がある人もいることでしょう。
通称『サイバー警察』です。
各プロバイダのIPアドレスを辿って個人を特定したり、
プロバイダに個人情報の開示を求めることが出来ます。
刑事告訴の場合は警察ですが、
民事訴訟の場合は裁判所が開示請求を出します。
そして、各プロバイダは、
警察や公的機関による開示請求に応じる義務があります。
この一連の流れを『発信者情報開示請求』と言います。
詳しくは各プロバイダの利用規約等をご確認下さい。
明記されているはずです。
プロバイダの情報の開示によって
・書き込みや送信した個人の特定
・契約者の個人情報の特定

が可能になります。
これで告訴や訴訟の準備が整います。
匿名性の高いネットだからといって過信していると、ある日突然、
・弁護士や警察から連絡が来たり
・警察や裁判所から出頭(出廷)命令や訴状が届く

という事態になりかねません。
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◆弁護士費用って高いんじゃないの?

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弁護士費用には大きく分けて
・着手金
・報酬金

があります。
着手金は、弁護士に手続きを依頼した場合にかかる依頼料のような費用です。
報酬金とは、事件が解決した場合にその解決の内容に応じて発生する弁護士費用のことです。
着手金は弁護士によって変わってきますが
大体10万円~20万円が相場です。
報酬金は回収できた金額の〇〇%とか、
請求された金額の〇〇%という割合で決められており、
通常10%~16%が相場のようです。
私が
「300万円と同等の精神的苦痛を受けた」
と訴えたとして、
裁判でそれが100万円しか回収できなかった場合、
100万円の10%~16%が報酬金となります。
着手金自体が高額ですが、
『法テラス』
という公的な支援センターがあります。

法テラス(日本司法支援センター)

TEL:0570-078374
総合法律支援法に基づき、独立行政法人の枠組みに従って、日本国政府が設立した法務省所管の法人で、総合法律支援に関する事業を迅速かつ適切に行うことを目的としている。

こちらの窓口から相談すれば、
・無料相談
・弁護士費用の分割払い

などに対応してくれます。
弱者救済のための良い取り組みだと思います。
まずは相談だけでも真摯に対応してくれます。

◆加害者は前科がつく前に迅速な対応を

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もし自分が加害者の立場になってしまったり、
感情に溺れて誹謗中傷をしてしまったら、
・大ごとになる前に和解
・弁護士に相談

をするべきでしょう。
『前科者』となってしまってからでは『時すでに遅し』です。
相手がどういう反応や対応をしているかを察知し、迅速な対応が求められます。
返信を受け付けない設定ではそれもできないかもしれませんが、
単なる「加害者」ではなく「犯罪者」になってしまう前に
自分の責任を償う誠意が必要になってきます。
自分も含め、
度を超えた発言で加害者や犯罪者にならぬよう
十分注意してネット利用をしていきたいところです。


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コメント

  1. まりあん より:

    ネット上でも、エチケットはあって
    ネチケットと言われてますよね。
    今は、一般人の方でも、居場所程度なら割り出せる凄腕の方もおいでなので
    むやみやたらに、匿名だから喧嘩腰のように、批判のための批判するのは止めた方がお利口なんですが。
    いつまでネットがどうせ見つけれないと思っているのやら。
    スマホやパソコンには固定のIPふられているし、プロバイダー情報からどのあたりに住んでるか位は、バレるし、
    警察は、そういう個人情報も開示させる権限あるし、、。
    ネチケット大事ですね♪

  2. 山嵐 より:

    >まりあんさん
    こんばんは~
    コメントありがとうございます。
    いつもお世話になっております^^
    おっしゃる通りですね。
    子供ならまだしも、いい大人ならネチケットは大事ですね。