みんな苦労しながら夜勤を乗り越えている

Pocket

夜勤.jpg
介護施設での夜勤は本当に熾烈を極める。
基本的にワンオペで20人の利用者を16時間介護することになるので、その緊張感と疲労感は相当なものになる。
【参考記事】
介護施設の夜勤の風景
去年の10月にも、
夜勤明けの職員が帰宅途中に自動車事故を起こした。
それから3か月ほど経過したが、未だ職場へは復帰していない。
【参考記事】
夜勤明けの職員が事故して入院したので人員不足に拍車が掛かる
(スポンサーリンク)

スポンサーリンク

◆夜勤明けに見た光景

確かに明けの日の解放感は格別だ。
20代の若い肉体があれば、
夜勤明けに遊びに行く元気があるかもしれない。
しかし30代を超えてくると、なかなか身体の無理がきかなくなってくる。
【参考記事】
アラフォーになり感じる様々な変化や気づき
私は仕事終わりには必ずスーパーに寄って買い物をしてから帰る。
先日、夜勤明けにスーパーで買い物をして駐車場に停めた車に乗り込もうとすると、駐車スペースの2つ隣に見たことのある車と人物が運転席に乗っていた。
「ん?」
と思い二度見すると、
同じ施設の男性職員だった。
彼も私と同じ夜勤明けだったはずだ。
「声を掛けようかな」
とも思ったが、
よく見ると下を向き眠っていた。
余程、夜勤で疲れたのだろうか。
それともそれが彼のルーティーンなのか。
普通、夜勤明けだったら1秒でも早く家に帰り布団で眠りたいものだ。
しかし彼の家までは車を30分ほど運転して帰らなければならない。
その道中で事故を起こしてしまったら大変だ。
だから恐らく彼なりの自己防衛なのだろう。
私は
「みんな色々苦労しながら夜勤をしてるんだなぁ」
などと思いながら
声を掛けずにそのまま立ち去った。

◆仮眠は大切

16時間ぶっ通しのワンオペ夜勤では『仮眠の時間』というものは存在しない。
だからこそ明けの日は眠いに決まっている。
20分仮眠を取ると眠気を払拭するほかにも様々な良い効果があると言われている。

20分の仮眠(パワーナップ)がもたらすすさまじい効果
・脳を休める疲労回復効果
・脈拍が少なくなり、血圧も下がるなどの心身のリラックス効果
・認知能力が40%増加(NASAの研究結果)
・心臓疾患にかかるリスクが37%減少
・記憶力が向上し、創作意欲が湧いてくる
引用元:目覚ましラボ

異常に眠い昼食後の午後一番の時間帯。睡魔と戦う時間・・・。でもさすがに仕事中に居眠りするわけにはいかない!そんな「働かない頭」をコーヒーで無理やり起こそうと必死になっているあなた!眠い状態の頭は効率最悪です!「眠い眠い」と眠い目こすって頑張るよりも、ほんの20分仮眠をとることで、頭がスッキリして、午後の仕事の効率が一気...

仮眠を効果的に取ることも大切だ。
【関連記事】
介護施設のワンオペ夜勤の暗黙の了解「利用者を起こす順番」
介護施設のワンオペ夜勤の暗黙の了解「パジャマ更衣」
介護施設のワンオペ夜勤の悲しいあるある「カップ麺」
介護施設のワンオペ夜勤の暗黙の了解「利用者の最期が自分の時は嫌だ」
介護施設のワンオペ夜勤の暗黙の了解「救急車に同乗したくない」


介護職員ランキング

コメント

  1. 燃え尽き相談員 より:

    2年前まで介護職員をしていました。
    当施設では夜勤においては1オペで20人入居者のフロアと2オペで40人入居者のフロアがあります。
    周辺症状が強い方の対応、同じ対応の繰り返し、度重なるコール、業務の切迫→時間との闘い、身体拘束0、介護事故防止など、介護職員さんの負担、不安、ストレスは計り知れません。
    もちろん心理や習慣、行動の分析などで症状緩和に取り組むべきですが、効果が表れないことの方が多い訳で…。
    低次元な話かもしれませんが、自事業所、介護職員を守れる手段は「夜間の周辺症状が強い方の受け入れは非常に慎重に行う」となってしまいます。
    入居待機者も少ないので、本当は誰でも歓迎したいところですが、やむを得ません…。
    なんだかなぁ…。

  2. 山嵐 より:

    >燃え尽き相談員さん
    こんにちは~
    コメントありがとうございます^^
    「夜間の周辺症状が強い方の受け入れは非常に慎重に行う」という事業所の方針は介護職員を守るためにちゃんと考えられている良い施設だと思います。
    そういう事業所が増えれば介護職員の業務としての寿命を大きく伸ばすことが出来ると思います。

  3. 燃え尽き相談員 より:

    山嵐様
    ご返信ありがとうございます。
    ただし夜間の周辺症状が強い方の受入をお断りした場合の指摘も、強いものがあるんですよね…。
    「プロが集まっている施設なのに!」「頼りにならない!」「地域の資源なのに!」「そういう方を受け入れる施設でしょう!」とかね…。
    この仕事でお金を頂いている以上、プロ意識をもって業務にあたっていますが、プロでも体は1つしかないし、手も足も2本しかないんですよね…、という言い訳は困っている方々には通用しない…。

  4. 山嵐 より:

    >燃え尽き相談員さん
    おはようございます。
    返信ありがとうございます^^
    私から言わせれば、そういう発言は権利者意識が強すぎると思います。
    プロというからにはプロという名に恥じない対価があって当然です。
    その対価も出さず、人員も確保できず、名ばかりの「プロ」とか「専門職」だとか言われても残念ながら通用しないのが現状なのです。
    本当に困っているのは介護職員なのです。