介護事業所の社外研修における不毛な時間とは?直行直帰できる?

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介護事業所に勤務していると、社外研修にも出席させて貰えることがあります。
しかし研修に行くにも事業所ごとに『枠という人数』が決まっているので、誰に白羽の矢が立つかは『上司の判断次第』になります。
この判断は結局は客観的で抽象的なものなので、『特定の職員に偏ってしまう』という不平等で不公平な状態であるとも言えます。
しかし、
・介護福祉士
・介護支援専門員

などの『資格に関わる研修』については、対象者が決まっているので
「自分がその対象になれば出席できる」
ことになります。

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◆事業所ごとに異なる研修の扱い方

研修は本人のためのものです。
・資質の向上
・知識の補填
・資格取得や更新のための必須受講

という目的があるので
事業所によって「出勤扱い」で行けるのか「公休や有給」で行くのかという判断が異なってきます。
基本的に事業所を通じて参加申し込みをした場合は、出勤扱いで受講できる場合が多いと思いますが、厳密には各事業所の判断になります。
『出勤扱いで受講』した場合のメリット・デメリットにはどのようなものがあるでしょうか。
〇メリット
・公休や有給が減らない
・交通費や出張費が支給される

×デメリット
・出勤扱いなので直行直帰できない場合がある
・復命書などの報告書の提出が必要になる場合がある

研修を修了することで、加算の対象になる場合は事業所にもメリットがあるので、出勤扱いで出席できる場合が多いと思います。
自分で勝手に探し出して勝手に参加する勉強会や研修は、会社に言わずに参加する場合が多いでしょうし、会社が認めてくれなければ公休や有給で参加することになります。
どちらにしても、『最終的に事業所の判断である』ということに間違いはありません。

◆直行直帰の謎

出勤扱いで研修に参加する場合、『直行直帰』が認められる場合があります。
朝の9時半や10時から研修開始となる場合は直行します。
私の施設の場合は、
直行して研修会場に到着後に会社に電話を入れます。
「今、到着しました。今から研修に参加します」
という内容です。
そして研修終了後にも会社に電話をします。
「今、研修が終わりました」
という内容です。
さて、問題はここからです。
・直帰していいのか
・会社に戻らないといけないのか

この判断がこの時にされます。
その判断基準は
・終わった時間
・研修場所から会社への距離や移動時間
・現場の状況(人員不足など)

になります。
本心としては直帰したいのは山々ですが、出勤扱いで研修に参加している以上、その判断は会社に委ねるしかありません。
毎回、皆が祈るような気持ちで電話をしていることでしょう。
しかし、謎なことがあります。
『電話をした時にその判断が出来る上司が不在、若しくは電話に出れない場合』が往々にしてあります。
早々に引き上げていく他事業所の受講生を後目に、我々は一旦電話を切り時間を空けて再度掛け直す必要があります。
帰り出してもいいのですが、場所によっては会社と反対方向になったり、電車の中で電話をしなければならない状況になってしまうので身動きが取れなくなります。
本当、不毛な時間です。
それともうひとつ。
数名で同じ研修を受講した場合、
・一人一人が電話をするのか
・代表者一人が電話をすればいいのか

という問題です。
これに関しても会社の見解は二転三転して職員は困っています。
「一人一人が出勤扱いで受講しているのだから一人一人が電話をするべき」
と当初は言われていたのですが、
例えば5人受講していて個々が会社に電話した場合、5回会社の電話が鳴り、5回同じこと(直帰していいのか、会社に戻らせるのか)を伝える必要があります。
最終的には
「電話がパンクするから全員が掛けてこなくていい!」
ということになりました。
そうなると代表者が電話をするわけですが、やはりその時に上司が不在だと困ってしまいます。
何故なら5人の受講者の帰り道が一緒とは限らないので、早く結論が出ないと帰るに帰れないのです。
そのような状況が続いていたので、『いつ電話しても判断できる上司を準備して貰う』という意見を出しました。
これにより、
介護課長→介護係長→介護主任→ユニットリーダー
の順番で上司が不在でも判断出来るシステムになったのですが、摩訶不思議なことに『全員休み』の日が存在したりします。
半日で終わる研修なら別ですが、
「丸1日ある研修は直行直帰でOK」
と決めてしまえばいいのですが
「出勤扱いで行かせてやっている」
という権利者意識が強すぎて謎が多い体制が続いています。
そんなことなら
「公休や有給で受講した方がマシ」
という思いが強くなってきてしまいます。
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◆嫌な思いをさせる上司

研修終了後に電話をすると
「で?」
という上司がいます。
「お疲れ様です。今、研修が終わりました」
と言って電話を掛けるわけですが
もちろんその電話の目的は
・直帰してもいいのか
・会社に戻るのか

ということが聞きたいのです。
「で?」
という返答はあまりにも横柄で乱暴です。
「だから何?」
という意味でしょうが
この言葉の裏には
「直帰したいんだろ?でもその判断は私の一存に掛かっているのだよ。ほれ、どうする?どうしたい?会社に戻って来いと言ってやろうか?ケケケケケ…」
という悪意を感じます。
「もしかしたら自分が言葉足らずだったのかもしれない」
と思った職員は
「どうさせて頂いたらよろしいでしょうか」
と付け加えることでしょう。
「う~ん、今16時45分か。どうしようかな。直帰したい?」
などという不毛なやりとりが始まります。
どうせ会社に戻っても勤務修了まで残り20分程度なのです。
それでも帰ってきて欲しいなら会社に戻りますが、大抵戻っても大した仕事は出来ません。
何故なら、施設長や上司を見つけ出し
「研修から戻りました!」
と挨拶に行かねばならないからです。
その所要時間に10分掛かります。
全く不毛な時間です。
まぁそれは良いにしても、
「直帰していいのか、ダメなのかの判断をサッサとして欲しい」
というのが本心です。
「会社に戻ってこい」
というなら戻ります。
「で?」
などと言って
ただただ不快感を与え不愉快で嫌な思いをさせる上司には注意が必要です。
だからどの職員も会社に電話をするのを嫌がり恐れます。
職員から権利や時間やお金を搾取するに留まらず
『やる気まで搾取する上司』
が存在するのです。
そういった所から、
「何故、人材不足なのか」
「何故、職員が辞めていくのか」
「何故、人間関係が劣悪と言われるのか」

ということを突き詰めて考えて欲しいと思います。


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コメント

  1. primex64 より:

    私の部署では、セミナー等終了後、オフィスに戻ってきて定時までの残余時間が1時間未満になる見込みの場合はNo Return(直帰)という決まりにしています。やりとりとケース毎の判断が煩瑣で無駄なので・・。

  2. 山嵐 より:

    >primex64さん
    こんにちは~
    コメントありがとうございます^^
    そうですよね、無駄で不毛です。
    単純に時間で区切った方がお互いスッキリしますよね。
    介護事業所も他業種や上手い体制でやっている所をマネしたら良いと思うんですが、そういう部分は妙に閉塞的で排他的な伝統を受け継ぐきらいがあります。

  3. 燃え尽き相談員 より:

    管理人様お疲れ様です。
    相変わらずの上司さんですね。
    上司が『勤務で行かせてあげているんでから出社してこい。』という態度ならば、『只今より終業時間まで有給休暇を頂きます。』でスッキリ切りたいところですね。有給休暇だって、権利ですもん。
    どうせ有給休暇なんて、なかなか消化できないから、こんな時がチャンスかと思いましたが、いかがでしょう?

  4. 山嵐 より:

    >燃え尽き相談員さん
    こんばんは~
    コメントありがとうございます^^
    それやりましたが、通りませんでしたね(笑)
    後日、勤務変更届(研修→有給)を書いて上司に提出してみましたが
    「既に決裁がおりていることは変更できない」
    と言われました。