「何故劣悪な介護業界に居続けるの?」という質問に対する回答

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この『介護施設の真実』ブログを書き続けて
はや10ヶ月が経とうとしています。
ブロガーとしては
まだまだひよっこの若輩者ですが
介護業界のことを書いていると
どうしても内容が
・ネガティブ
・ダークサイド
・パワハラやセクハラ
・環境や待遇の問題点

などの『闇の部分』が多くなってしまいます。

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◆よく聞かれる質問

そうすると、よく言われるのが
「文句や愚痴ばかり言うなら辞めればいい」
「劣悪な環境なのに何故居続けるの?」

という内容です。
私だけではないと思います。
介護業界に長く身を置いて
文句や愚痴レベルのものから
改善や是正の訴えを言っている介護職員は
一度は聞かれたことのある質問ではないでしょうか。
介護職員の処遇改善を訴えると色々と図々しいことを言われる謎』の記事にも詳しく書いています。
しかし、ただ純粋に
「何故、そこまでして介護業界に拘るんだろう」
「何故、劣悪な介護業界に居続けるんだろう」

という疑問をお持ちの人もいらっしゃるかもしれません。
そういう方々のために
私なりに回答したいと思います。
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◆何故、介護業界に居続けるのか

「介護の仕事が好き」
介護の仕事は本当は楽しい(仮題)

という理由もありますが
もっと突き詰めて考えていきたいと思います。

⚫介護業界に入ったきっかけ

個人個人で「きっかけ」は違うと思います。
ちなみに私のきっかけは『介護業界へ飛び込んだキッカケ』の記事をご参照下さい。
もちろん純粋に
「介護が好き」
「介護に興味があった」

という人もいれば
「他に選択肢が無かった」
「やむを得ず介護の仕事をしている」

という人もいることでしょう。
人それぞれ考え方も人生の岐路も異なるので、「きっかけ」がどのような理由であろうと非難されたり批判される謂れはないと思っています。
各々きっかけは違っていても
「これから介護を頑張ろう」
「一生続けていける仕事にしよう」
「1日も早く一人前になれるよう努力しよう」

という想いは同じだったと思います。

⚫初志貫徹の想いが強すぎた

すぐに介護の仕事を辞めていく人は「実は賢い」理由は?』の記事に書いたように
介護業界の闇深さに早々に気づいて逃げ出せば良かったのですが、
「『初志貫徹の想い』が強すぎて、何年も居続けてしまった」
という人が私も含めて多いのではないでしょうか。
私の場合、
「介護支援専門員(ケアマネ)資格取得」
を目標としていたので
それが達成された今
仕事で目標を見失っている理由とは?
の記事で書いた通りの現状です。
「今こそ転職だ!」
と軽々しく言う人もいるかもしれませんが
ここまでどっぷりと介護業界に浸かってしまうと
仮に転職をするとしても介護業界を選択することになると思います。
そうなると結局
「まだまだ介護業界に居続ける」
ということになります。

⚫改善を訴えるという選択肢

介護業界に居続ける人の中には少なからず
・初志貫徹した人
・頑張った人
・必死に努力した人

がいます。
しかし人間である以上
・限界を感じる
・割に合わないことが耐えきれなくなる
・改善できるものなら改善したい

と考えることもあるでしょう。
そして
「より良い介護業界で働き続けたい」
と訴えるのはごく自然の流れではないでしょうか。
だから
・まだ介護業界にいる
・まだ介護の仕事をしている
・改善を訴えている

ということになります。


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コメント

  1. デイちゃん より:

    私は今から12年前に介護の仕事をはじめたのですが、まだ同じ会社にいます。
    はじめは、介護に関する技術や知識を身につけて、親の看取りに役立てたいと思っていました。
    母親は看取ることができ、父親は施設に入居したので、はじめの目標はほぼ達成することができました。
    じゃあ、なんでまだ続けてるのかと言うと、デイサービスが家から歩いて3分だからなんですね。こんなに近い職場って、絶対ないです。
    私は、介護の仕事を始めた時、アレルギーがすごくて。
    もう全身がまっかっかで、塗り薬と飲み薬で、なんとか症状を落ち着かせて仕事していたのです。
    ところが最近会社が「とにかく現場の人を減らして人件費削って利益を出せ」となって、以前よりも負担が大きくなったためか、またアレルギーがひどくなってきてしまいました。
    皮膚がまっかっかにはれあがり、夜などかゆくて寝れない時もあります。
    で、かいてしまうと傷になり、治るのに時間がかかるし。
    もう無理かな・・・とかき傷だらけの腕を見て思っています。
    とりあえず、明日新しい皮膚科に行きますが(以前行ってたところは薬があってたのですがこの前行ったらつぶれてた)、相談してみようと思っています。
    でも介護業って、状況が悪くなることはあっても、よくなることはないと思います。
    悪くなる状況下でも、自分なりに無理せず仕事ができる人、体を壊したり精神を病んだりしない人なら、続けられるかもしれませんが。
    ブラックな業界では、無理なく仕事を続けるのは難しいのかもしれませんね。

  2. 山嵐 より:

    >デイちゃんさん
    こんにちは~
    コメントありがとうございます^^
    確かに介護をしていると謎の皮膚疾患が発生することがありますね。
    特に入浴介助は密着率も高いですし、お湯だって一人一人全て入れ替えているわけではないですしリスク高めですね。
    時々「介護業界がブラックなんじゃなくて、あなたの事業所がブラックなだけでしょ」というお叱りを受けますが、「木を見て森を見ず」で全体的にブラックだと私は思うのです。
    事業所単位での改善は経営者の資質次第になってきますが、業界全体が変われば事業所も必然的に変わらざるを得ないので、そっちの方が手っ取り早いと思っています。
    業界が変わるには、国レベルの厳格なガイドラインが欲しいところです。

  3. デイちゃん より:

    入浴介助って、一人で10人以上洗髪洗身するでしょう。
    手がシャンプーやボディーシャンプに長時間接触するので、手荒れや手湿疹になるんですよね。理美容師さんみたいに。
    手は一時期ひどくなって、かゆいし浸出液はあふれてくるしで大変でした。
    入浴介助中手袋をすることでかなり改善しましたが、手袋をずっとしてるとラテックスアレルギーになるので・・・それも大変です。
    しかも会社は、会社の手袋を使うなというので、自分で買って使ってますね。イラつく。
    あと介助作業で汗だくになりますからね。汗疹が出たり。
    だって一回の労働時間、8時から19時の10時間ですからね。10時間の肉体労働って・・・無理でしょう。
    一番はストレスでしょうか。
    介助作業のストレスで、アレルギーがすごくなるような気がします。夜寝てるとかゆくなって起きたり。
    全国展開してるオーナー会社って、当たり前だけど、とにかく金儲けのことしか考えてないから。
    とにかく現場の人削って利益出せって。
    そのくせ、支店の課長だの、意味不明な役立たずがたくさんいる。削るならそっち削れよ。意味が分からない。
    しかも、自社の入居施設で殺人事件が起きてても、知らん顔。
    どんだけ厚顔無恥なんだろう。普通謝罪するだろ?
    結局、現場に負荷かけすぎてるから殺人事件が起きたんだろうが。いい加減改善しろよ。
    ・・・って思うけど、金儲け第一主義のオーナー会社は何も変わらないので、私も「とにかく一人分の仕事」と呪文のように唱えて、仕事しすぎないようにほどほどに仕事しようと思います。
    それにしても、今も毎日、認知症じいさんスタッフは徘徊してるだけですねえ・・・。
    認知症じいさんスタッフは、入浴に入れたら回らないからって、いつも入浴は免除されてる。
    じいさんスタッフがさぼってて、その分の仕事が私に回ってきてしんどい思いしてると思うと、なんか馬鹿らしくなってきました。

  4. 山嵐 より:

    >デイちゃんさん
    こんばんは~
    コメントありがとうございます^^
    介助なのに会社の手袋を使わせてくれないなんておかしいですね。
    時代は1介助1手袋です。
    どこの事業所も従業員へのリスペクトも感謝の心もありませんね。
    今まで臭いものには蓋をしてきた業界なのでそういうスタンスの会社が多いですね。
    お互い、皮膚疾患に気を付けましょうね。

  5. デイちゃん より:

    返信どうもです。m(__)m
    オムツ交換や口腔ケアなどは、会社の手袋を使ってます。
    ただ入浴介助の時に、「手が荒れるから」という理由で会社の手袋を使うのはダメと言われたので。せこいわね。しかも手が荒れたら労災なんじゃね?
    今は100均で100枚入りで108円のがあるので、それを使ってますね。
    ただ入浴介助の時に手袋すると、手袋内に汚れた水が入ってしまい、その汚れた水に手がつかった状態になってしまうのでよくないのです。
    なので、「あ、手袋の中に水が入った」と思ったらこまめに新しい手袋に交換しないとダメなようです。
    私の会社は、なにかにつけて「こんちくしょう感」がつきまとうのですが、入浴介助の手袋の件でももれなく「こんちくしょう」と思わせてくれました。(笑)
    妊婦常勤のように、毎日何も仕事せず楽をして給料をもらうまでのレベルに達するのはなかなか困難ですね。

  6. 山嵐 より:

    >デイちゃんさん
    こんにちは~
    コメントありがとうございます^^
    返信遅くなり申し訳ございません。
    私は入浴介助の時は普通に会社の手袋を使っています。
    確かに、水が入ってきてしまうと余計不衛生なので、石鹸で手を洗い新しい手袋を付け直します。
    目的は「手が荒れるから」ではなく「感染症対策」という名目ですね。