新人介護職員は「誰を信用して誰に相談」すればいいのか

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私が新人として介護職員になった時、今までの業界や世間一般の常識が通用せず、思い悩んだことがありました。
・挨拶をしても返してもらえない
・よくわからないことで怒られる
・怒られるというか嫌味を言われる
・職員によって指示や対応が違う

などなど、悩みは尽きませんでした。
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職場で挨拶をしない人が多いので、いっそのこと『挨拶無し』にしてしまえばいい

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◆誰に相談するのが良いのか

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新人の頃は、どの職員がどんな人間性でどんな性格なのかもイマイチわかっていないので、
「誰が信用できる人間なのか」
ということをずっと観察していました。

×仮定①「上司」

通常、こういう場合は上司に相談するべきなのでしょうが、介護業界は「悩みの種が上司にある」ことが多く、まさか新人職員が当事者である上司に直接相談するということは出来ません。
仮に相談したところで
「そういうものだ」
「それがここのやり方だ」

などと言いくるめられて終わりです。
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×仮定②「キラキラ職員」

では、いつもキラキラしていて利用者のために精一杯介護をしている職員に相談をしてみるという考えはどうでしょうか。
・性格が良さげ
・やる気がありそう
・前向き

に見えるので相談しやすいかもしれません。
しかし、それも間違いです。
何故なら、キラキラ職員は介護業界にどっぷり浸かっていて
・自己犠牲こそ介護
・キラキラしている自分が大好き
・むしろ自己犠牲が気持ちいい

というタイプの人間です。
「もっと自己犠牲を払わないからだ」
「利用者のことだけを考えていれば不平不満は出ないはずだ」

などと言われるのがオチでしょう。
もしかしたら、その場は上手く相談に乗っておいて、後から上司にチクりに行くかもしれません。
ですから、相談するに値しません。
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△仮定③「文句ばかり言っている職員」

常に会社に対して不平不満を言っている職員はどうでしょうか。
この場合、あなたの相談をとても親身になり聞いてくれるでしょう。
そして会社の悪い部分を沢山言ってくるはずです。
話を聞いてもらい、お互い意気投合するかもしれません。
しかしその時は心が救われた気がしても結局は何も変わりません。
むしろ、会社のネガティブな部分を吹き込まれ余計に気が滅入ってしまうかもしれません。
そうなってくると、辞めたくなってきます。
相談することが目的であって辞めることが目的ではなかったはずです。
しかし、一瞬でも心が救われることもあるので(△)としておきます。
【関連記事】
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〇仮定④「普通の職員」

「普通」の定義が問題ですが、要は一般常識を持った介護業界に浸かりきっていない職員のことです。
・気立てが良さそう
・性格が良さそう
・親身になってくれそう
・口が堅そう
・信用できそう

だったら尚更良い(◎)です。
そういう「普通の職員」がいれば、迷わず相談してみましょう。
しかし、残念なお知らせがあります。
介護業界ではそういう「普通の職員」は絶滅危惧種となります。
自分が今まで培ってきた常識と介護業界の常識の歪に思い悩んでいる1人になるからです。
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介護業界には性格が良くて優しい人間などいない
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◆誰にも相談できない

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そうなってくると「誰にも相談できない」という状況が発生します。
もちろん、社外で
・親
・配偶者
・身内
・友達

などに相談することはあるでしょうが、そういう人達は十中八九
「そんなに大変なら辞めれば?」
「他に良い所を探そう」

という話になるでしょう。
結局、介護業界では
・耐え忍び続ける
・辞める

という選択肢しか残されていません。
そう言う私は、新人の頃、良き相談者が数名存在したので何とか続けて来られましたが、今現在、当時の信用できる先輩職員や同僚達は全員辞めていってしまいました。
今では同士と呼べる先輩や同僚や仲間は職場にはいません。
それが現状の介護業界のサイクルなのです。

◆ネットを活用するという方法

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「誰にも相談できない」という結論では救われませんので、「ネットを活用する」という方法をご紹介します。
これだけインターネットが普及してきましたので、「SNSやTwitter」などで同じ介護職員の同士と知り合う機会も増えました。
そこで情報交換をしたり、愚痴を言ったり相談をしたりすることも可能です。
「信用できるか」という点は未知数になってしまいますが、上手く活用できたら心強いはずです。
「Yahoo!知恵袋」や「OKWave」や「情報サイトの質問コーナー」や「関連ブログのコメント」など、相談の場は多く存在します。
匿名でも相談できる点がメリットです。
私の本心としては、
「介護の仕事を続ける人が増えて欲しい」
と思う反面
「現状の介護業界では引き留めるのも心苦しい」
という複雑な心境です。
もっともっと介護業界が良くなっていって、誰もが憧れる職業にまで昇華することが出来れば、一番良いのです。


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コメント

  1. デイちゃん より:

    私のデイにも新人が入ったのですが、スタッフは変なんばっかりだから相談はできませんね・・・。
    でもその新人もちょっと変な人らしく、雇用契約書もちゃんと書けなくて何回も書き直ししてたらしいから、ちょっとイタイ感じみたいだった。そして、実際仕事させると・・・かなりイタかった。(笑)
    仮定は、①~④以外にもあるんですよ。
    ズバリ、「仕事ができないスタッフ」。(笑)
    割と長くいるんだけど、全然仕事ができない人。で、なおかつ、自分が仕事できないと分かってるちょっと腰の低い人。
    そういう人って、新人と話す時も、「私もできてないんだけど、これはこうしたほうがいいみたい」とか、そういう感じで話すから。
    新人も、仕事のやり方とか聞きやすいし、萎縮や反発せず話せるみたい。が、仕事はできるようにはならないかも・・・。(笑)
    入ったばっかだと、ものの置き場所もわからないし、いつ何の仕事をしなきゃいけないのかもわからないし、技術的なこともわからない。
    利用者の顔と名前と状態を覚えるだけでも大変だから。
    で、いっぺんに全部は教えられないし、覚えられない。
    はじめは短時間だけ入って、入浴介助と食事介助だけは完全に覚えるとか、少しずつできることを増やしていった方がいい気がしますけどね。

  2. 山嵐 より:

    >デイちゃんさん
    こんばんは~
    コメントありがとうございます^^
    なるほど、5番目の存在ですか。
    少しずつ教えていって確実に出来る事を増やしていくやり方は良いですね。