上司に何を言っても無駄なので「議事録に文字で記録し回覧」した結果(下)

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前回記事『上司に何を言っても無駄なので「議事録に文字で記録し回覧」した結果(中)』の最終巻になります。
中巻を書いたのが4月10日ですから、約1ヶ月経過しました。
もう内容を忘れてしまった人もいらっしゃるかもしれませんね。
それだけ「幹部や経営陣の対応が遅い」というバロメーターでもあります。
過去記事に遡って頂くのも申し訳ないので、あらすじを書いておきます。

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◆上巻・中巻あらすじ

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【上巻あらすじ】
ユニット会議で議事録に現状の
・現場の惨状
・人員不足で業務が回らないこと
・上司や経営陣の対応の遅さ
・肉体的にも限界がきていること
・上の人間に不信感を抱いていること
・具体的な対策が無いなら辞めたいこと

を記載し回覧したわけですが、誰からも何も言われることなく、様々な上司をスルーして理事長の決裁印が押され戻ってきました。

【中巻あらすじ】
ユニット会議の議事録に決裁印が押され戻ってきたあと
・今まで経営陣は議事録を読み飛ばしていた
・議事録の内容が経営者を含めた上司たちの会議で議題にあがった
・「勘違いしている」と言われ個人面談をするという方向になった
・未だ改善はされていなかった
・介護主任が戦々恐々としてきた

という進展がありました。

◆個人面談は無かった(今のところ)

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「個人面談だー!」
と言っていた経営陣からは未だ音沙汰がありません。
これからあるのかもしれませんが、既に1ヶ月経過しています。
のらりくらり牛歩戦法なのかなんなのか…。
まぁ個人面談なんかしても何も変わらないでしょうし、求めているのは「改善」なのであって話を聞いてもらうことではありません。

◆介護課長が動いた

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「動いた」と言っても経営陣に何か働きかけてくれたわけではありません。
ショートユニットの入浴介助を手伝ってくれるようになりました。
特に
・体重が重い利用者
・対応が難しい利用者
・入浴に時間が掛かる利用者

を重点的に入浴介助してもらっています。
これはユニットスタッフにしてみれば、大助かりです。
介護課の長が率先して入浴介助をしてくれるなんて大変恐縮ですが、ありがたくお願いしています。
同じ法人のデイサービスを利用しているショートステイ利用者には、デイサービスのスタッフに入浴介助をしてもらっています。
デイには申し訳ないですが、デイスタッフの方がショートスタッフより人員が充実しているのです。
入浴介助がそれだけ減れば、現場としては他の業務をすることが出来るので
「良い意味で進展している」
と言えると思います。
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◆経営陣も少し動いた

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個人面談こそありませんでしたが、経営陣も少し譲歩してきました。
今までショートステイ単独の利用枠は20床で、更には特養の空所も利用していたので、マックスで25名の利用者を介護してきました。
しかし、人員不足が進み20名の利用者の介護ですら困難な状態でした。
なんせ、日中にスタッフが4人いれば良い方で、基本的に3人の状態だったので、1人のスタッフに対する利用者の割合は7人となっていたのです。
スタッフも利用者も不幸な状態です。
更には6月いっぱいで寿退社するショートステイのスタッフがいます。
そうなるともう手が回りません。
そんな中、経営陣が
「6月からショートステイの利用枠を18床を上限にする」
と言ってきたのです。
マックス18名の利用者ということになります。
「何故、今すぐではなく6月からなのか」
「何故、上限18名という中途半端な数字なのか」

という疑問が残りますが、経営陣からそういう譲歩案を引き出せたのは大きな進歩だと思います。

◆介護主任が弱気だった

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「利用者マックス18名」
という判断には介護主任が噛んでいました。
我々には個人面談はありませんでしたが、介護主任だけには
「ショートは上限を何名にすれば回るんだ?」
ということを聞かれていたらしいのです。
私ならそこで
「10名です」
と答えます。
「さすがにそれは…」
となるでしょうから、駆け引きで最終的にマックス15名くらいになれば御の字だと思います。
しかし、介護主任は
「18名ならなんとか…」
と返答したというのです。
その結果、マックス18名に。
「あっま~~~い!甘すぎる」
何故、そこで弱気になってしまうのでしょうか。
少々残念な後日談でした。

◆まとめ

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ありがたいことに、多少は改善傾向にあります。
しかし、「これで万事解決」というわけではありません。
「まとめ」としまして
・改善を訴えたユニット会議の議事録は当初スルーされたが、その後活きてきた
・労働環境の改善は直属の上司だけでは無意味、経営陣を巻き込め
・自分が正しいと思うことは迷うことなく突き進め
・自分の身は自分で守ろう
・駆け引きは大切、駆け引きに強くなろう
・どちらにしたって命までは取られない
・入浴介助の応援と利用者上限18名という結果になった
・勝って兜の緒を締めよ

頑張っている人間が報われない世の中なんて決して許してはいけないのです。
とりあえず、今回のシリーズはこれにて一旦終結としようと思います。
更に進展などがあれば、改めて記事に書きたいと思います。
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上司に何を言っても無駄なので「議事録に文字で記録し回覧」した結果(中)


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