このままでは有給休暇が無くなってしまう「恐怖」

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介護業界で働いている人からはよく
「有給休暇が消化できない」
「なかなか有給休暇を使わせてもらえない」
「人員不足なので有給休暇を使いづらい」

などという声をよく聞きます。
使わなかった(消化)有給休暇は「消滅時効」によって消えてしまい無かったものとされてしまいます。
「権利を失ってしまう」
ということはもったいなくもあり、一種の「恐怖」でもあります。

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◆有給休暇の消滅時効とは

権利を行使しなかった有給休暇は、一定期間が経過すると時効により消滅します。 この有給休暇の時効は、付与された日から2年間です。 したがって、2年6ヵ月後に新たに有給休暇が与えられると同時に、最初の6ヵ月後に与えられた有給休暇で使っていない日数はその権利が消滅します。
【引用元】有給休暇の付与と消滅 |鈴与シンワート

せっかく当然にある権利なのですから、無くなってしまうのは本当に恐怖です。
それがわかっていても有給を消化できない人が多いのが現状だと思います。
しかし、まずは我々の意識改革が必要なのではないでしょうか。
有給申請する前から
「申し訳なくて申請できない」
「何か嫌味や小言を言われるかもしれないから申請できない」
「他の人も有給を取っていないのに自分だけ取れない」
「自分が有給を消化すると現場が回らなくなるかもしれない」

と思い込んでいませんか?
そういった風潮や既成概念を払拭する自分自身の意識改革がまず大切だと言えます。
よくよく考えれば
・人員不足は自分の責任ではない
・自分一人休んだくらいで回らなくなる現場なんてない
・本当に現場が回らないのだとすれば既に破綻している
・既に破綻しているのなら尚更自分を犠牲にする必要はない

ということがわかるはずです。
ですから、有給消化が出来ないどころか「有給を消滅させてしまうこと」は愚の骨頂だと言えます。
もちろん、中には管理者的な立場であったり有給を消滅させることに美学を感じている人も存在しますので、そういう人には当てはまらない考え方になります。
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◆私の抱える「恐怖」

さて、タイトルにある「有給休暇が無くなってしまう恐怖」ということですが、私の場合は消滅時効での恐怖ではありません。
方針がないのが方針の介護施設「自己犠牲を払う以外方法がない状態」』という記事の最後にも書きましたが、私は毎月まとまった有給を取得しています。
その有給で趣味でもある旅行にも行っています。
紀行文も書いていますので興味のある方は『介護職員の旅行レビュー』をご参照下さい。
そうやって毎月コンスタントにまとまった有給を消化していくと
「このままでは使える有給休暇の残日数が無くなってしまう」
ということに気づきました。
毎月平均3日の有給を消化すると年間36日の有給が必要になります。
月に5日の有給を消化した月もあるので、コンスタントに3日とはいきません。
有給残日数が無くなってしまう「恐怖」を感じています。
「それくらい計算しとけよ」
という声も聞こえてきそうですが
「今まで有給を使い慣れていないと使える時に乱発してしまう」
という素人感丸出しのことをしてしまっていました。
勤続6.5年以上であれば20日の有給休暇が付与されるはずです。
しかし、私の勤務している事業所は入社日から数えた年次ごとではなく、全職員が一律に毎年4月に残有給休暇を提示されるシステムになっています。
ですから、実際に残っている有給休暇とは若干の乖離があるように思います。
そのシステムも素人を煙に巻く計算をしづらくする当事業所の独特の手法と言えます。
とにもかくにも、有給休暇の残日数が無くなってしまわないように計算しながら今後も有意義に有給消化をしていきたいと思います。
皆様も「有給休暇のご利用は計画的に」

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コメント

  1. デイちゃん より:

    こんにちは。
    私は有給はすべて消化しています。
    勤続年数が長いので、勤務日数が少ないのに無駄に多く有給がついちゃう。消化するのも一苦労。(笑)
    が、私の会社はとてもせこくて。
    時給は基本給と資格給(介護業務従事手当プラス〇円、介護福祉士手当プラス〇円など)、処遇改善などの足し算なんですが、有給を使うとその日の給料は基本給のみで計算されるんですよ。
    基本給って、もう県の最低時給に近い。そうやって、お金を払わないようにしてるんですよね。はがい。(笑)
    私の会社は、従業員は単なるコマとしか思ってなくて、扱いがものすごく雑。売り上げ利益とかばかり言うんだけど、業績はガタガタ。
    殺人事件が起きても何もアクションしないで、意味不明の研修ばかりしてる。
    もうすべてがめちゃくちゃ、やることなすこと全部でたらめ。
    なのでまともな神経の人はみんなやめていっちゃう。
    〇〇イのこんちくしょう感って、なかなかすごいですよ。(笑)
    でも最近、介護スタッフが減りすぎて、さすがに営業に支障が出てきて、以前より会社が低姿勢になった気がします。(笑)
    この会社、あと何年あるかなあ。

  2. 山嵐 より:

    >デイちゃんさん
    こんにちは~
    コメントありがとうございます^^
    そういうこんちきしょう感の強い事業所って全国に結構あると思います。
    そして人員不足を招き業績もガタガタになってから低姿勢になる会社もセオリー通りの対応ですね。
    業績が上がればまた傲慢で高圧的な態度に戻るのかと思うと「このままガタガタでいいや」と思う従業員が出てきてもおかしくない変な業界だと言えます。

  3. デイちゃん より:

    なるほど。たしかに崩壊したままのほうがいいかも?ですね。
    ただ、崩壊しすぎると、スタッフはしんどくなってくるから・・・。特にこの後の季節は体調崩しやすくなるし。
    スタッフ減ったけど利用者も減ってる、となれば、そこまでしんどくないかもしれませんけど。
    私のデイは、スタッフがたくさんいたんですけど、訪問や福祉用具や訪問看護は全然スタッフがいなくて。
    で結局、デイから人を出すんですよ。訪問にヘルパー出したり、訪看に看護師出したり。で結局みんなやめちゃう。「デイは楽しかったのに」って言って。
    バカですよね~。自分でスタッフ育てろよ。
    だから会社は、「またデイのスタッフ増やしていかないと」とか言うけどさ~、増やさないよ。
    だって、デイで育てても、また他にとられるだけだもん。で結局やめさせちゃう。無駄じゃん。
    デイは売上利益がセンターでは断トツの一番なんですけど、デイが崩壊しちゃうと、センター全体の売上利益もダダ下がりになっちゃう。
    スタッフはちゃんといれないとね。もっと大事に扱ってちょうだいよ。今までめちゃくちゃ粗末に扱ってきたけどさ。・・・って思っています。(笑)
    でも昔はえらそうに上から怒鳴ってくるパワハラ管理者いたけどさ~、本当にいなくなったわ、デイに対しては。
    だって、会社の利益、誰が稼いでるの?
    でも今のセンター長がものすごく性格が悪い人で、デイに対しては言わないけど他の事業所の常勤さんにパワハラしてたら、訪問の常勤さんが退職届出しちゃって、今あわててる。(笑)
    ちなみに、その常勤さんが退職届書いてる時に、私も退職届のフォーマットもらいました。これでいつでもやめれるぞって。(笑)

  4. 山嵐 より:

    >デイちゃんさん
    返信ありがとうございます^^
    育てたスタッフを取られてしまうシステムは本当にバカバカしいですね。
    「従業員を大切にする」という当たり前のことを福祉業界全体で再認識して欲しいところです。
    そしてもちろん、我々の意識改革も必須でしょうね。