日本一健康寿命が長い県は?そして「介護職員の健康寿命は長いのか?短いのか?」

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日本人の平均寿命は年々伸びているようですが、ただ単純に生きている年数よりも「健康寿命」がどれだけ伸ばせるか、ということの方が重要です。
我々介護職員はその職業柄、夜勤などの不規則勤務をこなし、入浴や移乗などの重労働を行っており、健康や寿命に対しては反逆的なことをしている職業という印象があります。
今回は健康寿命について考察していきたいと思います。

◆健康寿命とは

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健康寿命(けんこうじゅみょう、英: Health expectancy, Healthy life expectancy)とは日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のこと。
健康とは自治体や国によっても定義が違うが、日本では要介護認定を受けていないことを健康とする例が多い。また、健康寿命とはゼロ歳からの健康である期間を示すことから、若年で死亡した場合は影響が大きい。2017年の日本人の健康寿命は男72才、女76才程度である。東京都では65歳生存者の健康命を示すことも多い。その場合東京都民の健康寿命は、男82才、女85才程度になる。
【引用元】ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E5%AF%BF%E5%91%BD

つまり、簡単に言えば
「健康的な生活を過ごせる期間」
「介護を必要とせず自立した生活を過ごせる期間」

だと思ってもらえばいいかと思います。

◆山梨県が健康寿命第1位

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2017年6月27日放送のテレビ番組「林修の今でしょ!講座」の「名医が推理!病気になりにくい「1位」の県民の秘密」で以下のように紹介されていました。
日本で「健康寿命が長いランキング」では
1位 山梨県
2位 滋賀県
3位 東京都
4位 神奈川県
5位 愛知県

となり、山梨県が日本一健康寿命が長い県となりました。
この順位は厚生労働省発表の統計に基づいています。
山梨県が1位の理由は
①魚中心の食生活
②1日の平均食事時間が日本一長い
③過去40年平均日照時間が日本一長い

ということが関係しているようです。
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◆介護職員に当てはめて考察

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健康寿命が長い3つの理由を介護職員に当てはめて考えていきたいと思います。

①魚中心の食生活

魚中心かどうかは個人個人の食生活に関わる意識や好き嫌いの差も大きいと言えます。
ちなみに私は魚介類全般が大好きでよく食べます。
しかし、結構魚介類ってお高いんです。
毎日、食べていると結構な出費になります。
介護職員の収入では難しいかもしれません。
近くに漁場があり安く魚が手に入る環境があれば最適ですね。
「山梨県は海なし県なのでは?」
という疑問もありますが
「海なし県だからこそ魚に強い憧れを持っていて好んで魚を食べている」
という説明でした。
毎日食べなくても週2回魚を食べれば効果があるようです。
お金が無ければ「鯖缶」という方法もありますので、介護職員でもクリアできそうです。

②1日の平均食事時間が日本一長い

統計では1日の平均食事時間は
全国平均 99分
山梨県  106分

という結果になっています。
たった7分差ですが
「7%を超える差は大きい」
のです。
何故、長い方が良いのかは
・咀嚼回数が多いことで消化を助ける効果
・満腹中枢が働くことで食べすぎを防ぐ効果
・団らんによるストレス解消効果

などが挙げられます。
介護職員に当てはめてみると、とても残念な結果になります。
職場では利用者の見守りをしながら食事を摂ることが多く、ゆっくりと食事をしている時間がありません。
私個人で言えば、職場での食事時間は10分以内です。
他の人もそう長く食事時間を取っていないことでしょう。
更に、見守りをしながらなので「ストレスフル」な状態で食事をしています。
この短さが1日の食事時間の平均を大きく下げてしまいます。
介護職員の健康寿命も短くなってしまうのかもしれません。

③過去40年平均日照時間が日本一長い

これは地域差が大きいのですが、介護職員は夜勤をします。
日照時間が長かろうと短かろうと、夜働いて昼寝ている生活をしているとどちらにしても日光に当たる時間は短くなります。
夜勤をしている介護職員は「その期間が長ければ長いほど健康寿命を削っている」と言えるのかもしれません。

◆まとめ

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こうしてひとつひとつ自分や職業柄の生活に当てはめて考えていくと
「介護職員をしていると健康寿命が短いのではないか」
という仮説が立てられます。
「介護職員の健康寿命」
という統計を取って欲しいところですが、そもそも介護保険制度が始まってまだ20年程度と歴史が浅いため、正確な統計が取れないだろうと思います。
もちろん、そうならないように、今後益々処遇や待遇の改善はしていって欲しいですし、自分自身でも身を守っていく努力が必要だと思います。
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