介護施設で地震が発生した場合どうする?

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昨日(2018年6月18日)、大阪北部を震源地とする震度6弱の地震が発生しました。
皆様のご無事をお祈りするとともに、被害に遭われた方々に対しまして謹んでお見舞い申し上げます。
今後も余震等には十分注意が必要とのことですので、自分も含め、色々考えることが多くありました。

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◆介護施設での地震対策は?

定期的に避難訓練が行われていますが、その多くは「火災想定」です。
火災の場合は局地的に発生することが多いので
・スプリンクラーや防火扉等の設備
・消防署への通報
・避難方法や経路の指示明示

等の対策で、ある程度はマニュアル化されています。
しかし、今回のように「地震」の場合はどうでしょうか。
地震は局地的ではなく広い範囲で発生し、二次災害として火災や建物の倒壊もあり得ます。
消防や救急がすぐに駆け付けるのも難しいのではないでしょうか。
また、職員が利用者を非難させる場合に、立っていられないほどの揺れと建物倒壊のおそれがある中で、2ユニット(又はフロア)の約20名もの利用者を避難させることが本当に可能なのか、とても疑問に感じてしまいます。
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◆地震から避難する判断基準は?

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そして、問題は避難の判断基準です。
火災発生の場合は警報や避難放送が鳴り響くので、すぐに避難誘導に動きます。
しかし、地震の場合はそれらがありません。
「すぐおさまるだろう」
「もう少し様子をみようか」

という判断をしてしまいがちです。
「これはやばい」
と感じた時には既に被害が発生している状況になります。
しかしそうなると、まずは自分の命の確保が優先されます。
火災とは異なり、地震は30分や1時間も大きな揺れが続くということはあまり聞いたことがありません。
つまり、短時間の間に震災が発生し被害に遭うのです。
結局、介護施設の場合は避難の判断基準が難しく、現状では「被害が発生してから」ということになってしまいます。

◆まとめ

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介護施設では地震がおさまったあとに、利用者の居場所や安否の確認が必要です。
他にも備品や設備や建物の損傷の有無の確認も行われます。
職員や利用者に被害があった場合はその救出や医療機関へ繋ぐ対応も必要です。
学校では地震の避難訓練があった記憶があり、頭を守り机などの下に避難する、というようなものだったと思います。
外へ避難する火災の避難訓練とは異なっています。
介護施設にも、20人ほどが避難できるほどの車椅子も入れる頑丈なテーブルや机の配備が必要ではないでしょうか。