【介護職員の介護離職?】デイサービスの新人職員さん「もう辞めちゃうの?」

Pocket

10月にデイサービスの新人介護職員の記事を書きました。

うちの法人のデイサービスにまた新人の男性介護職員が入職してきました。 新人が入ってくるとデイサービスばかりに配属される...

あれから2か月半ほど経過したわけですが、「おい」「ちょっと」などという呼称で呼ばれていたこの新人職員が、どうやら辞めてしまうようです。

スポンサーリンク

気づいた違和感

私が勤務している介護施設は、ウイルスや細菌などの感染源を「持ち込まない、持ち出さない」という方針があるので、「出勤する時は私服で来て、更衣室で制服に着替えて働く」「退勤する時は更衣室で制服から私服に着替えて帰る」ということをしています(大体の介護事業所はそうしているでしょうが)。

そうすることで、更衣室を基点として、「感染源を出来るだけシャットアウトする」ということになります。

先日、私が更衣室で更衣をしていると、そのデイの新人職員が私服で入室してきました。

「お疲れ様です」

という当たり障りの無い会話を交わしたのですが、その新人さんは自分のロッカーの荷物をゴソゴソするだけで一向に制服に着替えないのです。

普通に考えて、更衣室に私服で入ってくるということは「出勤時」になるので、その後制服に着替えるはずです。

しかしその新人職員は制服に着替えをすることなく自分の荷物を回収しているようでした。

向こうも特に何も言わないので、私は先に着替えて更衣室を出ました。

その新人職員の行動には違和感を感じました。

「辞めるらしいよ」

私はその後、自分のユニットへ行き勤務を開始しました。

丁度、介護主任がいたので、更衣室での出来事と感じた違和感を話し「あの新人、ひょっとして辞めるの?」と単刀直入に聞きました。

主任は「そう、辞めるらしいよ」という返答でした。

「やっぱり辞めるのか~、しかし何故?」

という疑問が湧き起こりました。

主任から聞いた退職理由は

「親の介護をするため」

ということのようです。

もしそれが本当ならば、「介護職員が親の介護のために介護離職をする」という目も当てられない状態と言えます。

※「介護離職」とは「介護職員が退職すること」ではなく、「身内等を家庭で介護をするために仕事を辞めざるを得ない状態に追い込まれること」になります。

【関連記事】

厚生労働省が 仕事と介護の両立 ~介護離職を防ぐために~ という政策を進めている。 この見出しを見た時に 『お!離職率の高い介護...

新たな違和感

「介護福祉士資格」のことを「介護の免許」と言っていた新人さんは、本当に親の介護のために退職するのでしょうか。

違和感①「「おい」「ちょっと」と呼ばれていた」

その新人職員は本人が言うには、名前を呼ばれずに「おい」「ちょっと」と呼ばれていました(実際、デイサービスの様子を確認したわけではありません)。

普通に考えて、そんな呼び方をされるのはイヤです。

それが直接の原因ではないにしても、イヤなことが積み重なってしまった可能性があるのではないでしょうか。

違和感②「更衣室で退職することを言われなかった」

その新人職員と更衣室で会った時に、当たり障りのない挨拶は交わしたものの、「辞める」ということを言われることなく通り過ぎました。

一瞬「水くさいやつだ」とも思いましたが、彼としても

「別に言う必要はない」

という判断だったのかもしれません。

そして、私としても

「最近どう?頑張ってる?」

という声掛けもしませんでした。

その声掛けをしていれば、また違った出来事になっていたのかもしれません。

違和感③「働き盛りの40歳が本当に介護離職?」

その新人職員は40歳で私と殆ど変わらない年齢です。

親と二人暮らしのはずの彼が親の介護のために仕事を辞めてしまったら、普通に考えて収入が心配です。

親の年金があるにしても、このご時世で違和感を感じます。

介護従事者として働いていれば、介護サービスを利用したり介護休暇を取るという知識や選択肢もあるでしょうし、知らないのだとすれば同僚や上司がそういう知識や選択肢を教えてあげることだってできるはずです(もちろん、親の担当ケアマネもいるはずですし)。

同僚も上司も進言した上での彼の判断かもしれませんし、状況がハッキリわからないのに決めつけることは出来ませんが、「親の介護で退職します」と言う所が妙に抽象的で違和感を感じました。

まとめ

デイサービスの新人介護職員の退職理由は「親の介護をするため」ということでした。

あれだけ私に「介護の免許を取るまで頑張ります!」と力強く語っていた彼は、いともたやすく辞めていくことになりました。

実際問題、彼が本当に介護離職なのか、そうではないのかはわかりません。

世の中に「親の介護で離職しなければならない」という切羽詰まった人がいる反面、「介護の仕事や自分の働いている事業所がイヤ」になった時に穏便に退職をする口実にしやすいのも事実と言えます。

どちらにしても、今日も明日も介護施設では人員不足に喘いでいます。

最後までお読み頂きありがとうございました。

記事が「面白かった」「及第点はあるかな」「まぁ良かったんじゃない?」「またブログ記事が更新されれば見に来てあげてもいいよ」と思って頂ける方は下のランキングバナーをクリックして頂くと、私のランキングポイントが加算されます。

ランキングが上がると記事更新のモチベーションが上がりますので、是非とも宜しくお願いします^^

コメント

  1. とも より:

    こんにちは
    久しぶりにコメントします。
    まず嘘でしょうね、辞める理由は。
    何かに嫌気がさしたのだと思いますよ。
    介護業界には独特の排他的な空気があるような気がします。私の職場だけかもしれませんが、新しい職員が馴染めないような雰囲気を出しています。新入職員の教育担当(主にリーダー)のマネジメント力が低いのもあるかも知れませんね。
    陰口とかもあったかも知れませんね。「おい」「ちょっと」と呼ばれてるなら、何かあるでしょうね。年配女性特有の雰囲気とか?

    しかしながら、40代男性、もしかしたら貴重な戦力になったかもしれないのに、残念ですね。

    • 山嵐 より:

      >ともさん

      こんばんは~
      コメントありがとうございます^^

      まぁそう考えるのが普通ですよね。
      残念なのは間違いありません。

      最後になりましたが、良いお年をお迎え下さいませ^^

  2. めど立てたい人 より:

    いささか毒されていませんか?

    あくまでブログネタであれば、いいのですが…もし・・・

    いや、ネタ…ですよね?

    仮に建て前だとして、本音が通らない職場(職員/会社)であると見限られたのでしょう。

    そもそも本音を言って、少しでも自分の意見を聞いてもらえるなら退職はしない…かな。

    仮に本音で、かつ文字通りだとしたら、それはそれとして、何ら不思議なことはないですよ。

    実際、10年ぐらい前から30代40代の介護離職が増加傾向にあると数年前に聞いたことがあります。

    説教っぽいついでに皮肉ると、嫌な職場を諦めだけで続けられるのはある種の強さだと思います。

    彼にはその強さがなかったか、くじかれたか。

    年齢?正/非正?わかって入ったのだろう?などは、諦めて今の職場を続ける理由にはなり得なかったのかと。

    諦めて嫌な職場に尽くす人は多いようですが、彼は諦めで続けることができない少ない側の人なのでしょう。

    ちなみに、彼の次の職場が気になっていたりします?

    • 山嵐 より:

      >めど立てたい人さん

      こんばんは~
      コメントありがとうございます^^

      ん~毒されているんでしょうか。
      見限る気持ちもよくわかります。

      法人内でデイサービスは女性職員の比重も高いので、昔ながらの雰囲気がまだまだ強く残っています。
      まぁ私も詳しくはわかりませんが、せっかく入職したのに色々もったいないなく残念な気はしています。
      ちなみに、次の職場はあまり気になりません(笑)

      最後になりましたが、良いお年をお迎えくださいませ^^