介護認定調査をしてみて気づいたこと「キラキラ系は作話症」

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私は現在、介護職と施設ケアマネの兼務として働いています。

以前、「介護職を辞めるかもしれない話」を書きました。 経営者から「話があるから少し時間を取って欲しい」...

最近は、介護現場の業務を今までより減らして、施設ケアマネのひよっことして奮闘しているわけですが、現状でショートステイに所属したままで特養の利用者の介護認定調査をさせて貰っています。

今後はまた違う動きがありそうなのですが、今回はそのことについては触れません。

認定調査をやってみて、正直とても大変な業務だと思っています。

まだ慣れていないので時間も結構掛かってしまいます。

「介護認定調査員のテキスト」を片手に慣れない日々を送っているわけですが、調査項目の第4群は「精神・行動障害」になっており、その中に「作話」という項目があります。

「作話」についてテキストを読み込んでいくとあることに気づきました。

「これってキラキラ系職員にも当てはまるんじゃないか」

ということです。

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「作話」とは?

まずは「作話」について説明しておきたいと思います。

読んで字の如く「作り話」という意味になるのですが、認定調査の留意点としては

「自分に都合のいいように事実と異なる話をすることも含む」

「起こしてしまった失敗を取り繕うためのありもしない話をすることも含む」

と書いてあります。

例えば、当初は介護職員をディスっていたのに、風当たりがキツいと感じるといつの間にか「自分は実は最初から介護職員の味方でした」という風に方針を変えたり辻褄を合わせようとするケースも作話に該当するかと思います。

周りから見れば「介護職員の敵から味方に転身した人」ですが、本人にしてみれば「最初から介護職員の味方だった」と真剣に思い込んでいる記憶障害なのです。

また、ウィキペディアによれば

作話(さくわ)は、記憶障害の一種である。過去の出来事・事情・現在の状況についての誤った記憶に基づく発言や行動が認められる点が特徴的である。

作話は、「正直な嘘」と呼ぶべきものであり、通常は本人は騙すつもりは全く無く、自分の情報が誤りであるとは気がついていないので、この点でとは区別される。

つまり、「傍から見れば大嘘つきな口八丁にしか見えなくても、本人は大真面目で真剣に言っている」ということになります。

こういう人って、高齢者や認知症者じゃなくても身近に存在するのではないでしょうか。

私が思い浮かんだのは「キラキラ系」です。

「作話症」と「キラキラ系」との関係性

ウィキペディアを読み進めていくと「作話症」についても明記してあります。

作話症の患者は、見え透いた誤った情報(空想的作話)を提供するのだが、その作話の内容自体は、筋が立ち、内部的には一貫性があり、比較的まともである場合が多い。

多くの証拠は作話の内容が真実でないことを証明するのだが、作話をする人は、自分の記憶には自信を持っていることが多い。

正に「見え透いた誤った情報(空想的作話)を提供」しているのがキラキラ系ではないでしょうか。

更には「作話の内容自体は、筋が立ち、内部的には一貫性があり、比較的まともである場合が多い」と書いてあり、「見る人が見れば一見マトモに見えてしまう」という点で、以前私が書いた記事とリンクしてきます。

「キラキラ系介護士」とは「脳内がお花畑の介護職員」のことを指します。 ・正義感や倫理観を前面に押し出した綺麗ごとを言う ...

そして、多くの人や証拠によって、キラキラ系が提供する内容は真実ではないことを証明していくのですが「自分の記憶には絶対の自信」を持っていて、どのような正論や真実も受け入れようとはしないのです。

せいぜい「ご意見ありがとうございます」などと言って受け流すくらいではないでしょうか。

決して他人の意見には耳を貸さず、自分の誤った作話を辻褄を合わせながら突き進んでいくのです。

もう、この段階で結構お腹いっぱいになってしまうのが「キラキラ系」です。

原因は「コルサコフ症候群」?

作話症の原因を探っていくと「コルサコフ症候群」という健忘症状に行き当たります。

全てのタイプの作話症において、作話の基になる記憶の誤りは、自分に起きた出来事の記憶(自伝的記憶)に起きることが多い。記憶の誤りは、複雑で難解な過程であり、記憶の書き込み・貯蔵・想起のどの段階でも障害が起こり得る。

このタイプの作話は、コルサコフ症候群においてよく見られる。

【引用元】ウィキペディア

作話の基は「自分に起きた出来事の記憶(自伝的記憶)」に起きることが多いとのことですが、全ての人がそうなるわけではありません。

例えば、自分が勤務する介護施設で虐待まがいのようなことを見てしまい

「介護業界は虐待ばかりだ」

「介護職員は虐待する人が多い」

「介護業界も介護職員も許せない!」

という思考になってしまう病気になります。

そして介護業界や介護職員をディスっていると批判や反感を多く買ってしまい

「介護業界も介護職員も大変だ」

「介護職員の処遇を何とかしなければ」

という思考に変わります。

傍から見れば、思考が変わっているのですが、本人は変わったつもりはありません。

「最初からそう思っていた」

「信念を貫く!」

と言うことでしょう。

それこそが「作話症」であり「コルサコフ症候群」なのです。

コルサコフ症候群(コルサコフしょうこうぐん)は、脳の機能障害によって発生する健忘症状である。

ロシアの精神科医セルゲイ・コルサコフ英語版にちなみ、命名された。後に、ビタミンB1の欠乏によって起こることがわかったため、同じくビタミンB1の欠乏によって起こるウェルニッケ脳症と合わせて「ウェルニッケ・コルサコフ症候群」としてまとめられる場合がある(ただし両者は違う病気である)。

【引用元】ウィキペディア

最後に

キラキラ系が作話症であるとするならば、全ての合点がいきます。

そして、作話症の原因がコルサコフ症候群であるとするならば、ビタミンB1が不足しています。

今すぐビタミンB1が豊富な豚ヒレ肉を食べて下さい(サプリメントでも可)。

「キラキラ系は作話症であり脳の機能障害」という可能性があり得るのではないでしょうか。

※この記事は、脳の機能障害の診断を下すものではありません。あくまで私が「気づいたこと」であり、「考えていたことを記事にまとめた結果」であることを申し添えておきます。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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コメント

  1. 心根 より:

    山嵐様、ご無沙汰致しております。
    いつも御拝読させて頂き大変勉強なります。
    ありがとうございます。
    今日から、介護の学校へ通いながらですが小規模多機能型居宅サービスで、パートですがお世話になることに致しました。
    山嵐様の発信情報を胸におき、スタッフの皆様に教えを請いながら少しでもなじんでいく所存でいます。
    宜しくお願い申し上げます。

    • 山嵐 より:

      >心根さん

      お久しぶりです、こんばんは~
      コメントありがとうございます^^

      そうですか、学校に通いながら小規模多機能で働かれるのですね。
      「初心」って大切ですから私も忘れないようにしたいと思います。
      こちらこそ、宜しくお願いします^^