徳川家康は「介護職員の素質があったのではないか」という考察

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今回は私の勝手な憶測で記事を書きます。

今まで介護職員という職種で介護という仕事をしてきて、色々思うことがありこのブログを書いているわけですが、総括・総合的にみて

「現状の介護職員はドM(マゾヒスト)でなければ勤まらない職業なのではないか」

ということを常々感じていました。

「マゾヒスト」という言葉を使うのは少々はばかれるので、あまり使いたくはないのですが、よくよく考えれば「介護職員が現状で求められているのはそういう言葉がシックリきてしまう」と思うのも事実です。

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◆介護職員が求められているもの

私はこれについては声を大にして否定していきたいのですが、現状で介護職員が業界や上司や利用者や世間から求められているものの事実を列挙していきたいと思います。

【介護職員が求められているもの】

・自己犠牲

・ボランティア精神

・踏みつけられても立ち上がる精神

・辛くても笑顔でいること

・お金では得られない「やりがい」という対価だけを欲する仕事

・不平不満を口にせずただただ利用者のために尽くす仕事

・自分は不幸でも他人を幸福にする仕事

上記が現状で介護職員が求められているものの現実かと思います。

この状況は、誰がどう考えても「ドMしか成し遂げられない特殊な仕事」だと思うのです。

そういうバカバカしい状況を変えていくべく私を含め、多くの現場職員たちが訴えを起こしたり声を上げつつあるのですが、徳川家康の格言や名言を見た時に

「あれ、自分のしていることは間違っているのではないだろうか」

「天下人の格言に反しているのではないだろうか」

と感じたのです。

◆徳川家康の格言・名言

天下人の徳川家康はどういう格言や名言を残しているのでしょうか。

人の一生は、

重荷を負うて遠き道をゆくがごとし。

急ぐべからず。

徳川家康

堪忍は無事長久の基、

怒りは敵と思え。

徳川家康

戦いでは強い者が勝つ。

辛抱の強い者が。

徳川家康

人は負けることを知りて、

人より勝れり。

徳川家康

人生に大切なことは、

五文字で言えば

「上を見るな」。

七文字で言えば

「身のほどを知れ」。

徳川家康

己を責めて、

人を責むるな。

徳川家康

不自由を、常と思えば、

不足なし。

心に望み起こらば、

困窮したるときを思い出すべし。

徳川家康

鳴かぬなら

鳴くまで待とう

ホトトギス

徳川家康

徳川家康の多くの格言は

「不平不満を言うな」

「不自由を嘆くな」

「辛抱することに意味がある」

「怒らず辛抱しなさい」

「期待をするな」

ということばかりです。

つまり、そっくりそのまま現在の介護職員に当てはまるような内容になっています。

天下人の格言通りにすれば、介護職員もいつかは陽の目を見ることができ、もっと言えば天下を制することができるのでしょうか?

◆時代が違う

元も子もない結論になってしまいますが、徳川家康が生きた戦国時代と現代は全く時代が違います。

現代の日本は法律で統治された「法治国家」になります。

ましてや、下剋上などなかなか困難な時代です。

今日、無能な上司の首を狩って、明日から自分が上司や経営者に君臨することはまずあり得ません。

家康の格言は参考程度に拝読しておくのが無難ですが、ひとつ気づいたことがあります。

「徳川家康が現代に生きていれば、介護職員の資質や素質をバッチリ備えていたのではないか」

ということです。

なんせ、ドMの資質を持った職員が求められている業界です。

家康の名言や格言から読み取ると、正に介護職員が天職だったのではないでしょうか。

◆戦場では意外と短気だった

ドMで気の長い性格のように思われている家康は、「実は戦場では短気だった」と言われています。

徳川家康の短気を表すエピソードとして、武田信玄との三方が原の戦いがあります。この戦いは誰がみても徳川家康に不利で、戦いを避けることもできたのですが、武田軍に挑発された徳川家康は短気に行動を起こし、確固とした戦術もないまま戦いを挑み大敗してしまいました。 また、関ヶ原の戦いにおいては、事前に裏切りを約束していた小早川秀秋がなかなか動かないのを見て、小早川軍に鉄砲を撃ちかけて挑発した事はよく知られています。

【引用元】Mayonez[マヨネーズ]

信長や秀吉とともに活躍し、天下人として有名な徳川家康。徳川家康の名言・格言には、成功を収めるために必要な忍耐の重要性が数多く伝えられています。ここでは、人の上に立ちながらも人を下に見ず、敵や失敗からも学ぶ姿勢がみられる徳川家康の名言・格言をご紹介していきます。

介護職員の戦場は介護現場になります。

その現場で短気を起こしてしまっては、残念ながら「介護職員の資質は無い」と言わざるを得ません。

◆結論(まとめ)

・時代が違う

・家康は意外と短気

ということから、家康に介護職員の資質や素質があって天職である、と言い切ることは出来なくなりました。

そして、その流れでいくと「介護職員が天下人となる」ということもあり得ないことになるのかもしれません。

家康はこうも言っています。

世におそろしいのは、勇者ではなく、臆病者だ

介護職員はその社会的地位の低さ故に、言いたいことも言えず「臆病者」と化してしまっている人が多いように感じます。

そして、その姿は「勇気を出すことよりも恐ろしい」のです。

「介護職員はドMの集合体でもあり、臆病者の集合体でもある」

ということであれば大いに問題なのです。

コメント

  1. デイちゃん より:

    こんにちは。
    徳川家康がどんな人だったかよくわかりませんが、今の介護現場で働いたら一日でアウトだと思いますよ。(笑)

    介護って「できもしないことを、やれと強要されている」仕事ですね。
    できもしないことを我慢して無理してやってる人って、別に我慢強いわけでも立派なわけでも人間力があるわけでもないと思います。
    単に自分の能力や限界や価値を知らないだけだと思います。

    介護職が臆病者なのかはわかりませんが、確かに、雇用主や管理者と下っ端の介護職の間には、いじめのような関係がありますね。
    いじめに耐えるのは、心が強いわけでも我慢強いわけでもなく、単に理不尽な状況から逃げられないだけだと思います。
    いじめをリセットするには、そこから逃げるしかない。ま、どこに逃げてもいじめはあるわけだけど。

    機械浴を8人入浴するって普通じゃできないし、そんなの熱心にやる人なんて、私のように「カルニチン飲料飲んで体動かして少しでも脂肪を減らしたい」とか「ダイエットして金もらえるなんてラッキー」とか考える、ちょっと頭のおかしな人だけですね。(笑)
    普通の人は、「そんなの体こわすじゃん」「体こわして会社が責任とってくれないでしょ」「理不尽すぎる」「ムリだ」と冷静に判断するでしょう。
    そして退職願を出すでしょう。
    結局、介護現場は、役に立たない管理者と、カン違いしたキラキラさんと、外国人労働者のみになりそうですね。

    • 山嵐 より:

      >デイちゃんさん

      こんばんは~
      コメントありがとうございます^^

      なるほど、苦労人と言われた家康でも一日でアウトな業界なのですね。
      ところで、カルニチンと介護業務で脂肪減ってますか?

      • デイちゃん より:

        こんにちは。
        カルニチン飲料飲んで入浴介助すると、腹回りがするするとひきしまってきたので、しめしめと思ったのですが。
        カルニチン飲料が欠品になってしまって、効果が・・・。
        最近は、相撲スクワットが腹回りにきくと聞いたので、毎日しています。

        あと、体重60キロの利用者さんがいて、足がつけないので移乗の時もちあげなければならないのですが、腕や体幹のトレーニングになるかも?とすすんでしています。

        高い金出してライザッ〇に通わずとも、やせられるといいけど。
        「介護の仕事してやせよう」って新しい切り口。でもみんなやせてないけど。(笑)

        • 山嵐 より:

          >デイちゃんさん

          返信ありがとうございます^^

          相撲スクワット、初めて聞きました。
          ダイエット成功すればいいですね。
          介護の労働的にはダイエットに効きそうなことばかりですが、反面、ストレスで過食してしまう人もいるのだと思います。

  2. アングラー より:

    介護職場の上司としては理想的な資質だと思います。
    不満を抱くな、身のほどをしれというのは統治の為の理論ですね。
    あと臆病者が恐ろしいのは向こう見ずな勇者と違って、臆病だからこそ色々戦略立てて生き残ろうとするからだと思います。恐れられる臆病者になりたいものです。

    • 山嵐 より:

      >アングラーさん

      こんばんは~
      コメントありがとうございます^^

      なるほど、上司や経営者としての統治という目線から見れば理想的(実際はヤメて欲しい理想論ですが)な資質と言えるのかもしれませんね。
      そして、「臆病者」について深く考察すると、そういう解釈もできるのですね。
      勉強になりました。

  3. とも より:

    こんばんは
    私は地元も地元なので、信長さまを推します。きっと、できない社員をぶったぎり、やかましい利用者もぶったぎりそうです。
    ブラック企業待ったなし

    がんばったら認めてもらいたいです。しかし、介護では「何が」がんばった証なのかが不明瞭←これ、たぶん看護師も
    入浴介助や食事介助をたくさんやる?
    食事介助で全量食べさせる?
    オムツをたくさん替える?
    認知症の方に上手に対応する?
    どれも合っているような違っているような…。

    あ、毎日出勤しているから、がんばっていますね

    • 山嵐 より:

      >ともさん

      こんにちは~
      コメントありがとうございます^^

      信長が介護の世界で生きていたら…面白いかもしれませんね。

      介護には数値目標がないので、達成度や認められるモノサシが不明瞭ですね。
      頑張っても頑張らなくても同じ給料だと、頑張っている人が報われないです。

  4. 現役保険営業マン より:

    こんばんは。
    なかなか面白い考察ですね。

    個人的には武田信玄が介護職の現場でも経営面でも手腕を発揮したような気がします。

    徳川家康は短気な面がありましたが、ものすごく辛抱強かったですよね。なお、近年の研究により、関ケ原の合戦はよく知られている戦闘とは全く異なり、短時間で決着がついたことが判明しています。場所も山中というもっと西側で、小早川秀秋は家康の本隊が大谷の軍勢と激突すると即座に東軍に寝返って、大谷の軍勢を背後から攻撃したことが判明しています。

    • 山嵐 より:

      >現役保険営業マンさん

      こんにちは~
      コメントありがとうございます^^

      そうなんですね、お詳しいですね。
      手腕を発揮しそうな偉人や歴史上の人物は沢山いますね。
      是非、現代にも登場して欲しいものです。